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第四話:選択姫 「ミコちゃん。何とか情報を取ってきたわよ」 数日後、真那が俺の家にやってきて廃人探偵事務所で入手したイーダ出没地域のまとめレポートとイーダ試作機脱走事件の全貌が入った監視カメラのデータを持ってきてくれた。 出没地域の情報を見るだけでも非常にわかりやすい情報になっており、廃人探偵事務所の有能ぶりが窺える。 予想以上にいい情報が手に入ったと思ってもいいだろう。 「助かるぜ。真那。蒼貴から真剣な話があるそうだ」 「何?」 「あの……あの子を……会社に渡さないようにご協力願えませんか?」 「それって……賞金を諦めろって事?」 真那はやはりというべきか蒼貴の言葉に怪訝な表情を示した。 「こいつがな。ある仮説を立てたんだ」 「……どんな?」 「捕獲した神姫の命と引き換えに金をくれるんじゃないかってな」 「それって……」 「どういう事なんですか?」 俺が蒼貴に代わって仮説を述べると真那は表情を変える。一緒にいたルナもその言葉に深刻なのではと言いたげな表情で俺を見る。 「調べていて思ったんだが、恐らくあれは量産性を考慮されていない性能試験用のワンオフ機だ。実験が終わればバラされて封印される運命のな。多分、この事については伏せられている」 「嘘……」 「どうする? あいつの命を差し出して金を頂くか、蒼貴の提案に乗るか。お前はどっちがいい? 賞金を選んだら多分、このちっこい奴らが許してくれそうに無いがな」 俺は蒼貴とルナに視線を送りながら真那にストレートに選択を迫る。 そう。蒼貴とルナにイーダを捕まえさせ、OHMESTRADA社に引渡し、賞金を得たとして一体何が起こるだろうか。 わかりきった事だが、優しい心を持つ蒼貴とルナは俺達を大いに失望する事だろう。 同類である彼女達がどうして死にたくないと願うイーダを死神に金と引き換えに差し出せるだろうか。 当然彼女達にはそんな事はできまい。しかし、オーナーである俺と真那が強行した場合、彼女達は従わなくてはならない。 イーダが死にたくないと叫ぶ中、それを見届ける事になり、その残酷な運命を作り出した俺達を極悪非道な人間だと思ってしまう事だろう。 そして、これまでの信頼、絆といったお金では買えないものが一気に崩壊する。それは火を見るよりも明らかな事だった。 それにもし他の企業もこの事を知ったら、その機密情報を狙って独自の捜索隊を結集するかもしれない。 今はその様子は無いようだが、そうなったら、いくらイーダの性能が高いとしても、とても持ち堪えられる状況ではなくなってしまう。 いずれバレて……殺される。 「あ~! もういいわよ! さっさとイーダを捕まえて何とかすればいいんでしょ!?」 流石の真那も俺の考えている事に行き着いた様ですぐに意見を変えてくれた。こいつが冷血動物じゃなくて良かったぜ……。 「ワリィな」 「そうよ! 全部、ミコちゃんが悪い!! ミコちゃんのバカ!!」 俺は蒼貴とルナに代わって真那に謝罪するが、腹の虫が収まらないらしく、俺をポカポカとタコ殴りし始めた。 「何言ってんだよ……。お前が何も考えずにこの賞金話を持ち込んだのがそもそもの原因だろうが……」 「うるさいうるさい! 百万返せ!!」 「んなもん払えないって。……が、その代わりにお前にはこいつをくれてやる」 俺は自分のクローゼットの中から一つの箱を取り出し、そこから緑色の一升瓶を真那の前に置いた。それを見た瞬間、真那は驚愕の表情で俺を見始めた。 「こ、これは!?」 「先週、北海道に行った時にお前に土産として買ってきたもんだ。かなりの有名なブランドの代物なんだそうだ。百万の代わりになるとは思えんが、これで許せ」 「……ま、まぁ、こんなものをくれるなら許してやらなくもない……かな」 「そうか。じゃ、早速、お前からもらったデータを元に作戦を立てる。決行時間は後で知らせてやるからそこで適当に酒でも飲んでくつろいでろ」 「は~い」 真那は俺がノートパソコンにイーダ試作機脱走事件の監視カメラ映像を落とし、それを見て計画を立て始めるのを見ると一升瓶にしがみ付き、それを開けると俺の机においてあった空のコップを勝手に取って、それを注いで飲み始めた。 その瞬間。とてつもなく美味しかったらしく、恍惚な表情を浮かべ、俺のベッドの上をゴロゴロし始めた。 ―― ……もしかするとこいつの場合、酒があれば百万なんていらないんじゃないのか? ここまで来るとただのお酒バカの様に思えてきた。こいつの金の使い道をもう一つ思い出した。そう。飲酒代だ。酒は値段の高い物になればなるほど美味しいものが多い。こいつの趣味はそうしたものを賞味する事である事を考えればお金が無いのも頷ける。 そんな様子を眺め終わった俺は脳内作戦会議に戻る事にする。 監視カメラの映像を見るとそこにはとんでもない光景が映っていた。 そこにはイーダと六機の神姫が対立している様子があった。 全員がナイフとライトセイバーを腰に装備し、目を隠すタイプのマスクをつけている事が共通している事にすぐに気がついた。 機種関係なく共通装備を施しているという事は、これは一種の精鋭部隊か何かと見るのが妥当であると思われる。 その中でも各機のフォーメーションを組む様に指示を出している、左右それぞれ違うハンドガンを装備したアーンヴァルBが隊長であると見ることが出来た。 隊長という割に前線に出るタイプのようで二丁拳銃でイーダに迫る行動が多い。 そして指示を受けた両手に刀、背中に四本のブレードと計六本ものブレードを有する格闘重視に仕上げられたフォートブラッグがクレイモアと七支刀を強化腕に装備する二刀流ストラーフと共に挟撃する形で接近を仕掛け始める。 さらにグレネード、滑空砲をそれぞれ片手で持ち、さらには背部に取り付けられたサブアームにレーザーライフルとFront line社系列の試作型と思われる戦車砲を装備するというとんでもない重火力のストラーフと純正装備のフォートブラッグと共に火力支援を行い、さらには高機動型と思われるアーンヴァルBが両手にそれぞれ保持するマシンガンで敵の逃げ場を無くす様に弾幕を張る。 もはやリンチとしか言いようの無い手加減無しの凄まじい連携が炸裂する。 ところが、イーダは一斉に弾丸が発射される直前、敢えて近接戦を仕掛けてくる格闘型フォートブラッグと二刀流ストラーフを攻撃はブレードで受け止め、空いているサブアームクローで二人を挟み込み、捕まえた。 その瞬間、重火力ストラーフと標準型フォートブラッグの一斉射撃が放たれ、丁度、射線軸上にいた格闘型フォートブラッグと二刀流ストラーフがその砲撃に身を晒される事になり、自らの仲間の攻撃によってやられる羽目になった。 なんとイーダは時間差で襲い掛かろうとしていた近接機二機に接近する事でタイムラグを狂わせ、そうした上で彼女達を捕縛してそれをそのまま盾にする事で同士討ちを狙ったのだ。しかもとんでもない重火力が当たったとなればただでは済まない 深手を敵にくれてやる事が出来る上に強力な攻撃を簡単に防御できて一石二鳥である。 その攻撃に耐え切れず格闘型フォートブラッグは早くも機能停止に追い込まれ、力尽きてしまった。イーダは動かなくなったそれと瀕死のストラーフを何の躊躇も無く、サブアームクローで握ると重火力型ストラーフに投げつけた。 それによって重火力型ストラーフは投げ飛ばされた二機のそれぞれが装備する多量のブレードが突き刺さり、そのまま、近接機と共に、吹き飛ばされてしまう。 これによって合計三機が行動不能となり、残るはアーンヴァルB二機とフォートブラッグ一機となる。彼女達は仲間を気にしつつも二人でフォーメーションを組み、攻めに入る。 高機動型はマシンガンで弾幕を作る事で援護射撃をし、隊長機は拳銃で牽制をしつつ、ライトセイバーを取り出し、近接戦を果敢に挑んでいった。 が、それはイーダに対しては愚かな行為だった。隊長機がライトセイバーを振るった瞬間、ブレードを取り出してそれでライトセイバーを受け止め、鍔迫り合いに持ち込んだ。 普通の神姫ならばここで拮抗状態になるがイーダは違った。彼女はサブアームクローを使い、拮抗状態で無防備になっている隊長を掴み、そのまま高機動型に投げつけ、さらにアサルトカービンを放つ。味方が突っ込んでくる上に銃弾の弾幕まで迫ってくるこの状況に流石の高機動型も回避しきれず、ウイングをやられ、飛行能力を失って墜落して地面に叩きつけられると身動きが取れなくなってしまった。 そして最後に残ったフォートブラッグ標準型は次々とやられていった仲間たちを見て、イーダに恐怖し、自分の持てる武器を一斉射撃する。 普通ならただでは済まない強力な攻撃であるはずなのだが、イーダは手近にいてまだ、機能停止をしていないアーンヴァル隊長機を滑空砲に投げつける事で彼女に代わりに受けさせ、命中力があまり高くない代わりに攻撃力が高めのアサルトライフルは回避、そして命中率の高いハンドガンはサブアームの曲面装甲を盾にする事で弾をそらす形で防御して速やかに接近する。 そして手の空いているもう一つのサブアームでフォートブラッグの本体を掴み、締め上げる事で彼女をダウン状態に追い込む。 それを見るとイーダはトライクモードに変形し、満身創痍の小隊達をトドメをさす事も無く、早々にその場を去った。 「こいつはたまげた。見るまでは半信半疑だったがこれではっきりしたな」 三機撃破とあったが、これではほとんど全滅したに等しい。 これはイーダの性能もそうだが、彼女の恐るべきまでの頭の回転の速さがここまでの戦いをさせるのだろう。 「そうですね……」 「蒼貴。やれると思うか?」 「攻撃を考えなければ何とか……」 蒼貴は自信のなさそうな声を出す。無理もない。ターゲットは性能試験用のワンオフ機。性能はイリーガルと呼ばれる違法改造機ほどではないが、基礎性能が高く、武装も充実している。さらには単機で六機を相手に逃げ延びたという実績を考えると判断力も高く、総合的に強いと見た方が妥当だろう。 武装は近接戦が主体であるため、距離を取って戦えばアサルトカービンを注意するだけで済む。 しかし、それだけではいけない。場合によっては距離を詰めて話さなくてはならないことも考えると距離を取るのはよほどの事が無い限りは下策である。 そこで俺は近距離の武器を見る。彼女の近接攻撃手段はサブアームクローとブレードであり、攻撃力が高い代わりに取り回しにくい。となれば手数の方はあまり心配しなくてもいいだろう。幸い、こちらは攻撃を考えなくて良い。 回避に集中するだけなら恐らく上手く行く。 「後は説得次第……か」 出現場所の調査、イーダ試作機の回避対策を練り終えた俺はノートパソコンを閉じて一言漏らした。 その言葉に俺以外の三人が一斉に俺に目を向ける。 「作戦は組んだ。後は動くだけだ。……どうする?」 「今すぐよ。今更確認しないで欲しいわね」 真那は俺の問いかけに一升瓶を抱きしめながら不機嫌そうな口調で答える。 「酒抱えてそんな偉そうな言葉を言っても効果半減だぞ」 「……うるさいわね。こっちだってまだ完全に許した訳じゃないもん」 俺にお酒をもらったことを指摘されてムッとした態度でまるで子供の様に一升瓶を俺から見えない様に背中の後ろに隠した。 俺はそれに苦笑すると蒼貴とルナに目を向ける。彼女達は真剣な顔をして俺を見ていた。まるで俺に全てを託しているかのような顔をしている。 「オーナー。頑張りましょう」 「どんな作戦でもやりとげてみせます。だから彼女を救ってください」 ―― ……やれやれ。俺はそういう託されるような偉い立場にいたくはないんだがな。 俺は元々、誰かが上に立っている下でのんびりしているのが自分のスタイルだと思っていた。面倒ごとに巻き込まれたくないからという逃避と言われようが構わなかった。 だが、俺はそのために誰かが死ぬというのならば……そんな上での自由などいらない。願い下げだ。そんなものを踏み台にしたって面白くもなんともない。 そんな胸糞悪くなるような展開を変えるくらい悪あがきする権利くらいは俺にだってある。あるはずなんだ。だから俺はこのバッドエンディングを……書き換える。 「了解。任された。……行くぞ」 俺は三人を促すと自分の部屋の扉を開き、自分の立てた計画を遂行するべく歩き始める。 やる事はイーダの保護。それが俺に出来る悪あがきだ。 ―― ……成功させる。必ずだ。 戻る 進む
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【リリス】 【ライミー】 【ホワイティ】 【大場キノ】 【キノッピ】 【ライカ】 【ミルク】 【メッティ】 【ポアレ】 【ラビィ】 【ビィ】 【ヤマ】 【フウマ】 【ユキジ】 【クイーン 】 【ヨシノ】 【風牙】 【セケト】 【ベティ】 【トート】 【オハコ】 【マリーン】 【メルッチ】 【セシル】 【ラブレスカ】 【レッド】 【あかり】 【マンゴー】 【サモン・リョカ】 【キラ】 【キッド】 【ゼット】 【ボニー】 【サチ】 【カミラ】 【キャンディ】 【ラミア】 【ハチ】 【ティターニア】 【姫】 【肉便器】 【ゲノム】 【マンドレイク】 【ルミ】 【ウマ子】 【ハク】 【ルーズ】 【オーディン】 【ヘカトンケイル】 【九尾】 【カタストロフィ】 【ルシファル】 【ヴァン】 【ガルム】 【ママン】 【ミッドナイト】 【トール】 【インビィ】 【ヘル】 【エンプーサ】 【肉奴隷】 【ハコ子】 【あおこ】 【みつこ】 【キュウちゃん】 【アスティマ】 【ひすい】 【イレス】 【リリス】 種族:従順メイド 属性:炎系 武器:鎌 契約条件:- 最初から使役できるスレイヴ。 ファイアや回復魔法を使用でき、最大MPが高いのでボス戦などではMPを気にせず戦える。 HPの成長値が最低値、砂漠以降はレギュラーとしては使いにくいのでメッティが仲間になったら交換すると良い。 【ライミー】 種族:スライム(スライム系) 属性:水系 武器:ローション 契約条件:- 最弱とはいうが、早い段階で全体回復や異常回復が使えるので意外に便利。 最強武器が2回攻撃であり、Lv25くらいで覚える「獣殺しのイカヅチ」が結構使えるため、終盤は攻撃役にもなりえる。 武器が水属性なので、水属性が無効or吸収される敵には雷属性を使うか、装備を外そう。 【ホワイティ】 種族:一角白ウサギ(ウサギ系) 属性:- 武器:グローブ・ファング (獣属性) 攻撃力と瞬発力があり、序盤で全体攻撃が使える為それなりに使える 調教では唯一、HPニンジンが使える。 【大場キノ】 種族:おばけきのこ(キノコ系) 属性:- 武器:きのこ×2 契約条件:- ドロップアイテム きのこの胞子 敵の時は水、大地属性吸収 二刀流可能で装備も充実している。 Lv8で覚える頭突き連撃が非常に強力(ランダム2回通常攻撃の4~5倍ダメージ)。 攻撃魔法は使えないが頭突き・ミサイルと強力な技を持ち、毒治療魔法や回復魔法と各種状態異常攻撃に全体攻撃バフまで使いこなす。 能力が高くマルチに活躍できるため、序盤のキャラながら後半まで第一線で活躍する。 おハコやルミが仲間になったら交代すると良い。 風属性の攻撃を吸収する。水属性の攻撃は無効。火に弱い。毒無効? 【キノッピ】 種族:おっきいおばけきのこ 属性:- 武器:おおきいきのこ 契約条件:- ドロップアイテム 復活剤 攻撃の鬼。頭突き、暴れ回り、ミサイルともにダメージが高く素早さもそこそこ あるので中盤から後半にかけて頼れる戦士になる。 ただしHP・MPともにイマイチ。風属性を吸収。 頭突きは強い。 【ライカ】 種族:狼女(狼系) 属性:- 武器:グローブ・ファング (獣属性) ハジケ草イベントで必要。レッドウルフのあかりと喧嘩中^^; 【ミルク】 種族:猫娘(猫系) 属性:- 武器:グローブ・ファング (獣属性) ピラミッドで必ずPTに入れなければならない。 ひたすらキャットパンチでもさせておこう。装備で強くできればそこそこ戦力になる。 【メッティ】 種族:バフォメッティ(魔族系) 属性:炎系 武器:- (魔族) 炎、雷、毒、眠り、混乱無効。 最初のボスとして登場。常にアヘ顔。 初期レベル7で最初から全体攻撃魔法のフレイムを使用可能、HP、MPも標準以上。 船入手迄の序盤ではかなりの優秀キャラ。 装備可能武器が無いので活躍は中盤まで。 【ポアレ】 種族:ソープ(ソープ系) 属性:- 武器:テンガー 契約条件:- スレイブ交渉時 優しく→泡あわぁぁー→好き→ の後毒消しを持っていないと同情して1つくれる。 いい子や・゚・(ノД`;)・゚・ 【ラビィ】 種族:デザートラビット(ウサギ系) 属性:- 武器:グローブ・ファング (獣属性) 素早さが高く先手をとれる。頭突き攻撃が強力。ただし後半以降レギュラーは厳しい。 調教でHPニンジンを使えないのでHPも伸ばせない。 攻撃時の台詞が狂気じみている。 【ビィ】 種族:クイーンビー(蜂系) 属性:- 武器:槍 契約条件:- 雷突き、千年突きが強い。弱点を気にせずともコンスタントにダメージを与えてくれる感じ。 苦労すると思われる水棲系の連中に有効。 【ヤマ】 種族:サキュバス(魔族系) 属性:- 武器:- (魔族) 火属性・氷属性・雷属性吸収。 宝石により特殊能力を追加する事ができる。 【フウマ】 種族:シキガミ 属性:- 武器:護符 契約条件:- ドロップアイテム 精力アップ HP回復に状態回復、復活魔法に攻撃力UP。 さらには破魔矢2連・3連と魔族滅殺と攻撃面も抜かりが無い、かなり使い勝手が良いスレイブ。 MPも多めで破魔矢の燃費も良いのがさらに使いやすさに拍車をかける。 火、闇には弱いので注意。 【ユキジ】 種族:傀儡師 属性:- 武器:縄 契約条件:- 初期レベル2 火属性・聖属性弱点、闇属性吸収。マヒ、毒、睡眠無効。ヒューマンキラーで回復。 このゲームの攻略に欠かせない最重要キャラ。聖人滅殺や魔族焼きの炎など人間系や悪魔系の敵に強い。 また木馬攻撃やヒューマンキラーに耐性があり蘇生系の技も習得するため、終盤のボス戦で大活躍する。 スレイブ交渉でも彼女が関わることは多い。 【クイーン 】 種族:地下の女王(蜂系) 属性:- 武器:- 契約条件:- 初期レベル3 ラストダンジョン前半、火のダンジョンではパーティーから離脱します。暑がりで火に弱い? 【ヨシノ】 種族:傀儡 属性:- 武器:- 契約条件:- 攻撃力が高くクリティカル率も高い。 戦闘コマンドを受け付けないのが致命的に使いずらい。 【風牙】 種族:風牙きのこ(キノコ系) 属性:- 武器:きのこ×2 契約条件:- 二刀流で攻撃力が高い。頭突き・ミサイルと強力な技を覚える。 他にも氷属性の魔法と睡眠魔法を使う。 大場と比べると攻撃特化という感じだが属性の関係で相手を選ぶ。 氷属性の攻撃を吸収する。水属性の攻撃は無効。 頭突きは強い。 【セケト】 種族:ミイラ女(ミイラ系) 属性:- 武器:パピルス 契約条件:- ドロップアイテム 毒消し 火属性弱点。 制御できない。ver1.3調教部屋でエナジー系何度でも使えるバグ 【ベティ】 種族:アンデッドレディ(ミイラ系) 属性:- 武器:パピルス 契約条件:- ドロップアイテム 毒消し 火属性弱点。 頭突きとか暴れまわりとか、パピルスでどう攻撃するのかわからないが、物理攻撃はそれなりに強い。 ただし、制御できないのでMP消費が多い。 制御できない。ver1.3調教部屋でエナジー系何度でも使えるバグ 【トート】 種族:古代神 属性:- 武器:書物 契約条件:- 回復:全体中回復+異常回復技・全体蘇生技・全体ステータスUP技と隙なし。 攻撃:全体攻撃魔法を2つ(即死付き闇属性および獣特効付き雷属性)と隙なし。 HP・MP共に申し分なく専用武器の威力も十分。 回復アイテムの効果二倍。 【オハコ】 種族:ミミック 属性:- 武器:- 契約条件:- Lv6で応援歌(パーティ全員の攻撃防御UP)を覚えるのでサポート役として優秀。 Lv8で覚えるかどアタックがバカみたいに強い(15倍近いダメージ)、また頭突き連撃も覚えるので攻撃性能は非常に高い。 レベルが上がると頭突き連撃の方が強くなる。 更にレイズやレイズⅡを覚える上、ひきこもるはMP消費0で自分のHP2500回復するので、オハコ自身はなかなか倒れない。 マジックウォーターさえ切らさなければパーティーが全滅する事は無いだろう。 【マリーン】 種族:マーメイド(人魚系) 属性:- 武器:ハープ 契約条件:- (魚人) 雷属性弱点。 打撃のヒレビンタ、味方全体の戦闘不能を回復の人魚の涙、敵全体攻撃の大水しぶきと何かと役に立つが、 上位のマーメイドチーフの方が基本能力が高い。 専用武器はハープで専用防具はこいのぼり。 【メルッチ】 種族:北欧の戦士(戦士系) 属性:氷 武器:斧 契約条件:- ドロップアイテム マジックウォーター・干し肉 火属性弱点、氷属性無効。 尻尾切り・千年突きと強い技を持ち、応援まで持っている。 弱点の炎を装備で補えば最終戦まで連れて行ける。風属性攻撃を吸収する。 【セシル】 種族:パラディン 属性:- 武器:剣・バイブ (人間) 主人公と同じ武具を装備可能(バイブ含)+物理単体・全体スキル持ち+味方全体に攻撃と防御UPスキル持ちの隠れ優秀キャラ エンカウント率が低いので仲間にしにくい 【ラブレスカ】 種族:レジェンドウイッチ 属性:- 武器:ほうき (人間) 火属性・氷属性・風属性・闇属性無効。 HP・MP回復アイテム効果二倍。 強力な攻撃魔法を大量に覚える魔法命キャラ。 イベントにも多数からむ為、パーティに入れておくと面白いかも。 敵の魔法が殆ど効かない優秀キャラ。 防具がローブしか装備できないので防御力が低く、打たれ弱い。 スク水は装備できないが賢者の指輪とドレイン魔法で永久機関になる。 【レッド】 種族:レッドソープ(ソープ系) 属性:- 武器:テンガ 契約条件:- 【あかり】 種族:レッドウルフ(狼系) 属性:- 武器:グローブ・ファング (獣属性) 暴れ回り・ゴッドファングなど物理系の技を覚えるが、中堅の域を超えられず終盤のボス戦では力不足。 アヘ状態にするバタークンニは成功率が高くないので物理で攻め方がよい。 ライカと仲が悪いのでスレイブ交渉時は注意 【マンゴー】 種族:マンゴスたん 属性:- 武器:- 契約条件:- 【サモン・リョカ】 種族:弟子 属性:- 武器:バイブ・鞭 (人間) 主人公の上位互換。 ダブルドラゴン装備で高い攻撃力による連続攻撃と全体攻撃魔法に回復と主人公のお株を奪う性能 。 人間なのでラストダンジョンの一部のボス戦は戦えない。 【キラ】 【キッド】 種族:海賊の手下 属性:- 武器:剣 (人間) 雷属性弱点。 【ゼット】 種族:ダッチマンズクルー 属性:- 武器:- 契約条件:- 制御できない。 火属性弱点、聖属性弱点。闇属性吸収。 【ボニー】 種族:大海賊 属性:- 武器:剣 (人間) 加入したてはパッとしないが、3枚おろしを覚えてからが本領発揮。 3枚おろしに尻尾切りとツボを押さえればかなり役に立ってくれる。 真・三枚おろし覚えると魚人系相手には無双できる。 ただ、肉体派故にMPは少なめなので、3枚おろしをメインで使うならMP切れに注意。 ステータスダウン系も覚えるがステータスなのにランダムで効くのが微妙。 スク水着せると燃費が凄い良くなる 【サチ】 種族:村人 属性:- 武器:バイブ等 (人間) 回復・治療・蘇生系の魔法を一通り覚える。サポート役として優秀。 また強力な武器を装備でき応援が使えるので攻撃面でもそこそこ活躍できる。 【カミラ】 種族:ヴァンパイヤ(魔族系) 属性:- 武器:爪×2 (魔族) バランス型。吸血で攻撃と回復を同時に行う。 多彩な攻撃方法を持ち、治療魔法や蘇生魔法も使える。 甘いキスがラスボスに効くので、ぜひ連れて行きたい いまいちパッとしないスペックに見えるが、ザコ戦ボス戦問わず使える万能アタッカー ザコ戦はブリザードブレス、獣殺しのイカヅチ、魔族焼きの炎と高威力全体を3属性使い分ける事ができる ボス戦では甘いキスの効く相手が結構いる上、三連吸血がかなりのダメージソースになる 武器が二刀流なので通常攻撃の威力も思いの他高い スキルが充実しているので、宝石を使う必要は全く無い 【キャンディ】 種族:みならい悪魔(魔族系) 属性:- 武器:爪 (魔族) 火属性・氷属性吸収。 すぐ逃げる・サボる↓具体例 メルライト遺跡のエンプーサとの会話で逃げる。ワイン地下室では仮病で離脱 宝石により特殊能力を追加する事ができる 【ラミア】 種族:ラミア 属性:- 武器:- 契約条件:- 敵として出たら資金稼ぎ、経験値稼ぎに最適。1体500GとEx400は登場時では魅力的 【ハチ】 種族:てんたくるす(蛸烏賊系) 属性:- 武器:- (魚人) ドロップアイテム モモイロサンゴ 雷属性弱点。 戦闘で登場すると逃げられない・イヤな攻撃をするなど出会いたくない敵のうちの一人だが、仲間になっても同じ。 スタン効果のタコ足連撃、暗闇効果のスミ吐き、アヘ効果の大濡触手乱舞などイヤな攻撃で相手を苦しめる。 ただ武器を装備できないのが残念。 【ティターニア】 種族:ピクシー(ピクシー系) 属性:- 武器:針 契約条件:- ドロップアイテム 精力ドリンクDX・異常回復剤 【姫】 種族:真夜中の姫 属性:- 武器:- (魔族) 氷属性・風属性・雷属性無効、闇属性吸収、聖属性弱点。ライフドレイン・マナドレイン無効。沈黙無効。 炎の息と吹雪の息の両方が使える。 リカバーⅡとかヒールⅡとか瞑想とか吸血とかHP回復技は多彩。 おしむらくは状態異常回復能力がない。 【肉便器】 種族:変質者(露出系) 属性:- 武器:バイブ等×2 (人間) 制御できない。強力な武器を2つ装備するとかなりの攻撃力を発揮する。 吸血などで自分のHPを回復することもある。 ただし、大技を連発してしまうので、MP消費が激しい。サーペントスク水を装備できる。 ヒレビンタなどの攻撃を吸収する。 【ゲノム】 種族:プニサーぺント 属性:- 武器:- (魚人) ドロップアイテム 精力ドリンクMAX 水属性吸収、雷属性弱点。 物理系技攻撃と触手技が得意。あとは水属性の小技を持っている。 サーペントスク水で消費MPを半分にできるのが魅力。 ただ武器を装備できないのが… 【マンドレイク】 種族:マンドレイク 属性:- 武器:鞭 契約条件:- ドロップアイテム 魔力の軟膏 水属性吸収、風属性無効。聖人滅殺、ヒューマンキラー、尻尾切りで回復。 【ルミ】 種族:ゴズキ 属性:- 武器:角 (獣属性) ドロップアイテム きびだんご、マジックウォーター 人間特攻吸収、アヘ無効、風、吸収に弱い。 敵の時は物理攻撃全般無効、味方では一部の物理特殊(暴れ回りなど)無効。 なお属性付きの物理攻撃(獣殺しのイカヅチなど)は無効化できない。 暴れ回り・頭突きと優秀な物理攻撃スキルを持つ。 全体大回復+異常治療スキルまで覚える。 スク水を着せればMP面でも問題は無くなり、終盤~ラスボス戦における切り札となる。 【ウマ子】 種族:メズキ 属性:- 武器:ヒヅメ×2 (獣属性) ドロップアイテム きびだんご、マジックウォーター 聖人滅殺、ヒューマンキラーで回復。敵の時のみ魔法攻撃無効。 炎系の魔法と魔族に強い魔法を覚える。ただルミと比べると実用性は劣る 木馬攻撃で回復する。魔法に対する抵抗力が高い 【ハク】 種族:天狗 属性:風系 武器:団扇 契約条件:- ドロップアイテム 攻撃の軟膏 風属性・水属性・冷気属性の攻撃を吸収する。火属性・雷属性が弱点。テレキネシス無効。 素早さが非常に高く先制攻撃が得意。 風系の技を多く覚えるだけでなく獣殺しのイカズチや回復・蘇生系の技も覚える。 ボス相手には力不足だが雑魚散らしは得意なので、終盤戦で他キャラのレベル上げをする際に連れて行くと非常に役に立つ。 後半の稼ぎ対象、雷弱点で2~3体現れ一体につきEXP2000と1100G落とす 【ルーズ】 種族:サイキック(緊縛系) 属性:- 武器:- (人間) 物理攻撃吸収。 武器を装備できない上に、Lv13でテレキネシスを覚えるまで相手にダメージを与える特殊能力もない(状態異常系だけ)。 Lv20まで上げても特殊能力は増えないので、戦闘で活躍する場面はほとんどない。 【オーディン】 種族:闘神 属性:- 武器:オーディンの槍 契約条件:- 雷弱点、魔族特攻、人間特攻を吸収。 攻撃力は最強。暴れまわりなど物理系の強力な技を覚える。 ただし頭突きのような連続攻撃系の技を持っていないためボス戦では活躍しきれない。 【ヘカトンケイル】 種族:海神 属性:- 武器:- 契約条件:-(魚人) 水属性吸収。 【九尾】 種族:タマモノマエ 属性:- 武器:- 契約条件:- 魔族焼きの炎以外は小技ばかり。防御面が脆い。戦力しては疑問。 ※レベル30まで上げました。専用武器は不明です。他に情報があったらお願いします 【カタストロフィ】 種族:現人神 属性:- 武器:- 契約条件:- (人間) 魔族滅殺術・デモンズスレイヤーで回復、魔族殺しの炎は何故か効く。聖人滅殺・ヒューマンキラーが弱点。 凶悪なボスのイメージと裏腹に仲間としてはイマイチ。木馬攻撃は無効な敵が多い。 獣殺しのイカズチを覚えればある程度使えるようになる。 【ルシファル】 種族:魔神 属性:- 武器:- 契約条件:- (魔族) 闇属性吸収、対魔族スキル・聖属性弱点。マナドレイン無効。ライフドレイン、聖人滅殺、ヒューマンキラーで回復。 【ヴァン】 種族:ヴァンシー(スライム系) 属性:炎系 武器:ローション 契約条件:- ドロップアイテム 防御の軟膏 火属性無効、氷属性弱点。 【ガルム】 種族:ガルム(狼系) 属性:炎系 武器:グローブ・ファング (獣属性) 攻撃力は高く、炎系と暗黒系の技を使いこなす。ガルムアタックは強力なので暗黒系に弱い相手に力を発揮する。 【ママン】 種族:マーメイドチーフ(人魚系) 属性:- 武器:ハープ (魚人) ドロップアイテム 干し肉、マジックウォーター 雷属性弱点。聖人滅殺、ヒューマンキラー、尻尾切りで回復。 マーメードの上位種。回復と補助系に長けている。 敵全体の攻撃力ダウンの悲しみの歌、味方の攻防アップの応援歌や人魚の涙、超回復水などを覚える。 【ミッドナイト】 種族:ミッドナイトスライム(スライム系) 属性:冷 武器:ローション 契約条件:- 氷属性吸収。 【トール】 種族:トール(戦士系) 属性:炎系 武器:斧 契約条件:- 雷属性弱点。 装備が充実しているため攻撃・防御共に高い。素早さは平均的。 攻撃技は非常に充実しており、スパークⅡ・尻尾切り・千年突きと便利で強力な技を使う。 扱いやすいので初心者におすすめ。ただし混乱攻撃には弱い。 【インビィ】 種族:姫毒バチ(蜂系) 属性:- 武器:槍 契約条件:- ドロップアイテム 毒消し 雷突きが強い。弱点を気にせずともコンスタントにダメージを与えてくれる感じ。 苦労すると思われる水棲系の連中に有効。 【ヘル】 種族:ヘルピクシー(ピクシー系) 属性:- 武器:針 契約条件:- 火属性無効。 ヘルと言いつつ覚える技はほとんど回復系。 身体系統の防具も装備できないのでスク水でMP消費を抑えることが出来ないかなり微妙な存在。 【エンプーサ】 種族:淫魔 属性:- 武器:つけ爪 契約条件:-(魔族) 雷吸収、火、氷、闇無効、聖、魔族特攻弱点。 【肉奴隷】 種族:見習い変質者(露出系) 属性:- 武器:バイブ等×2 (人間) 【ハコ子】 種族:たからの番人 属性:- 武器:- 契約条件:- 火属性吸収、風属性・雷属性無効。 弱点と呼べるものが無い上、引きこもりで一度にHP2500回復してくる面倒臭い敵。 【あおこ】 種族:青天狗 属性:風系 武器:団扇 契約条件:- 風属性・火属性吸収。 素早さが非常に高く先制攻撃が得意。攻撃はすべて風属性のため注意が 必要。他には蘇生系と治療系の技を覚える 天狗と合せて後半の稼ぎ対象 対処法やEXPなども天狗と同じ 【みつこ】 種族:自縛霊(緊縛系) 属性:- 武器:- 契約条件:- 【キュウちゃん】 種族:吸血草(植物系) 属性:- 武器:ムチ 契約条件:- ドロップアイテム 魔力の軟膏 水属性吸収、風属性無効、火属性弱点。聖人滅殺、ヒューマンキラー、尻尾切りで回復。 眠り・沈黙・MP吸収・アヘといやがらせ攻撃が充実している。状態変化に弱い敵に対し力を発揮する。 敵だと触手乱舞で嵌められる危険性がある。 【アスティマ】 種族:デビルプリンセス 属性:- 武器:鎌 (魔族) ドロップアイテム 干し肉、栄養水 雷弱点 【ひすい】 種族:ソーサラ 属性:- 武器:斧 (人間) 風属性・闇属性吸収、氷属性無効、聖属性弱点。 はすたー召喚でソーサラ、貧乳ソーサラ約2000回復、その他の味方約4000ダメージその後4ターン強化 敵の場合、味方では覚えないヒールⅡとリカバーⅡを使ってくる。 【イレス】 種族:ひんにうソーサラ 属性:- 武器:斧 (人間) 火属性・闇属性吸収、氷属性・聖属性弱点。 敵の時3ターン呪文を唱えられるとPT全員に大ダメージ2000以上喰らうので急いで倒しましょう。
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『元気でやっているか? 風邪とかは引いてないか?』 「大丈夫、父さん。心配しすぎだよ」 帰ってきた後、夕飯の作り途中、家に電話がかかってきた。 それは久しぶりに父さんからだった。 月に一回ぐらいにこうやってかかってくる。心配性な父さんだ。 『いーや、高校生でも、螢斗はまだまだ子どもなんだ。息子を心配するのは父親として当然だぞ』 「ちゃんと、やってるよ。……そうそう、ついこの間から、長倉家にさ、武装神姫が住むことになったのだけど。父さんは許してくれる?」 『ああ、あの動く可愛い人形か。同僚の娘さんも持っているらしいからな。……父さんは別にいいと思うぞ』 「そう、よかった」 この家の、本来の家主に反対されたらどうしようかと思っていた。まあ、反対したとしても、無理矢理押し切る気でもいたのだけど。 『ちなみに、どういう子なんだい? 猫型とか犬型とかかい?』 「……詳しいね、父さん。しかも基準がペット方向のだし」 『ち、違うぞ! ただ、ちょっと、そういう先入観があるだけで。……詳しいのも、お客さんを色々見ていると、神姫を連れている子や、いい大人が年甲斐もなく愛でているのを見られるだけだぞ。本当だぞ!……父さんは変な目で見ているわけではないぞ!』 欲求不満なのか、我が父親は。 言わなくてもいいことをペラペラと喋る。 「わかった、わかった。そう言う事にしとくよ」 『そう言う事とはなんだ、そう言う事とは。信じてないだろ、父さんを』 「信じまーす」 『うぅ、まったく……ブツブツ……』 父さんも元気そうにやっているみたいだ。いつも通りの父さんがいて、ホッとしている。少しイジりすぎたかもしれないけど。 「神姫は山猫型、アーティル型の子なんだ。名前はシオンってつけてる」 『ふーん、アーティルタイプは熱血で元気な子らしいじゃないか。名前はシオン……シオン。もしかして……シオンを漢字で書いたら、“詩”と“音”って書くんじゃないか?』 「……うん」 父さんは一呼吸置いてから、また電話口から声が聞こえた。 息を飲む音も一緒に。 『……すまんな、一人にさせてしまっていて』 「なんで謝ってるの? 家を空けてるのはいつものことじゃない……」 父さんが突然謝り出した理由はなんとなくわかっている。 だけど僕は、はぐらかした。 『だがな、実際螢斗は寂しいんだろ? お前の母親“詩乃”と、詩乃の母さん、祖母の“海音”義母さん。わざわざ、文字をとってくる必要がない。螢斗自身はわかっているだろ?』 「違うってそういうのじゃない。ただの偶然だよ、偶然」 『しかしだな……』 そうだよね。父さんはそう思うよね。でも、あれは本当に偶然だった。 名前を考えたら自然に頭の中に浮かんできた。漢字名は後で気付いた。 ただ、それだけのこと。 『お前は詩乃が亡くなった時も、義母さんが亡くなった時も、号泣だったじゃないか。詩乃が亡くなった時は、三日三晩、小さいお前が俺の胸で泣いてたし。義母さんが亡くなった時は葬式の翌日、久しぶりに帰ってきて、布団を干す時にさ、おまえの枕がすごい濡れていたのを覚えてるぞ』 「……家族が亡くなったら、誰だって泣くさ」 余計なことばかり覚えてるんだから、父さんは。 僕が以外に涙脆いなんて知っているくせに。涙は枯れないものだから、どんどん溢れてくるものだから。 『無理をすれば、父さんは家に帰れることだって……』 「――それはやめてよ。父さんは結構偉い立場なんだからさ。社会人として責任が色々あるでしょ。……それにさ、今は……」 「螢斗さーん!……鍋が、鍋が吹きこぼれそうです!!」 廊下の奥、キッチンの方からシオンの危機感迫る声が聞こえ始めた。 「ちょっと待ってて、父さん。……コンロのスイッチを止める方に捻るんだ!! 身体全体で掴め!!」 「と、とりゃー!……やった! 治まりましたよ、螢斗さん!」 ふぅ、これでよし。一安心だ。 「よくやった! そのままにしといて!…………もしもし、父さん?」 『大変そうだ……な。電話越しに聞こえたぞ』 「料理の最中だったから。シオンにまかせてたからね」 『ははは、武装神姫の、あの小さい身体に料理番は荷が重そうだな』 「でも、よくやってくれてるよ。……あのさ、こうやってシオンと暮らしてるとさ、少し父さんの気持ちがわかるんだ」 『うん?』 「父親の気分っていうのかな。シオンは普通の神姫と少し違うところがあってさ、そういうのがあってもさ、それが可愛いっていうか。手のかかる子ほど可愛いというかさ」 『でも、お前はあまり手がかからなかったな。詩乃が亡くなってからとか、義母さんが亡くなって、ますますな』 「……えっと、そうだった?」 そんな風に意識したことはなかったような。一人暮らしをするって決めた時はしっかりしようと思ったけどさ。 『そうだったんだよ。……親が亡くなるなんて、子どもは暗くなるのが普通なんだが、お前は、率先的に義母さんの手伝いしてたらしいじゃないか。父さんは知ってるんだぞ』 「う、」 『同僚のお子さんなんか、母親がいてもなにも手伝わない事が多いらしい。お前の話をすると、絶対俺の周りが羨ましがるんだぞ。一人で偉すぎるってな。その度に父さんは鼻が高くなってしまうぞ』 「そ、そう」 職場では僕の事が周りに筒抜けらしい。僕自身は当然の事だと思うのだけど。 『お前が持ち主だったら、神姫のシオンが幸せだな。お前はしっかりしている。どんな子でも導いていけるさ。子どもは手が掛かろうが、手が掛かなかろうが、いずれは成長していくもんだ。人間だろうが神姫だろうが、それは同じだ』 「あ、……そうか……そういことか」 この前の君島さんの話、成長という意味はこういう事を指しているのか。 シオンだけではない。僕も成長する必要があるということかもしれない。でも、なにを……? 『ん、今度はどうした?』 「いや、なんでもない。そろそろ切らないとな、なんて」 『おお、そういえばそうだな。いつまでも、電話を占領するのも悪いし』 「……ほどほどにね。あと、父さん……」 『なんだ』 「いつも、ありがとうね。僕を心配してくれて」 『ッ!…………あったりめーだ、バカタレー。我が息子よ、またなー。……ッグス……ウウ」 ……プツ、ツーツーツー。 僕は受話器を置いた。 父さん、最後泣いてたし。涙脆いのは父さんの遺伝だな、絶対。 「螢斗さん、どうかしましたか」 「……え、どうしてそんなこと聞くの?」 リビングに戻ってみると、シオンがなぜか僕に訪ねてきた。 いや、電話してただけなのだけど。 「顔が嬉しそうですよ。電話の相手と、よほど楽しいお話をしたんですか?」 「ああ、そういうこと……うん、そうだよ。シオンのことをね、少々」 「えぇ!? 私ってやっぱり変ですか? そうですよね。戦えない神姫なんて変ですよね。自分でもそう思います」 「なに、勝手に勘違いしてるの!? 違うって!」 シオンを宥めるのに時間を使っていたら、すっかり鍋は定温にまで下がっていた。 ―――― 休日の日、天気は快晴。 朝の10時いつものゲームセンター前。 「よーし、皆のもの、全員いるかねー?」 「全員って……君島さん、あなたがみんなと初対面ですよね? まず、自己紹介してくださいよ」 「これは失敬。長倉君のアルバイトの上司、君島 縁だ。それ以上でも、それ以下でもない」 「……螢斗さん。君島さんって変な人ですね」 最後のポツリと感想を言ったのはミスズだ。 今この場には、僕とシオン、淳平とミスズ、君島さんだ。 淳平は絶対朝起きられないと思ったので、僕が家に電話して淳平の母親に頼み、ブン殴ってもらって起こしてあげた。 今日は残念なことに霧静さんはいない。 霧静さんは家の用事で今日は出られないとのこと。アリエもまだ神姫ショップの店番で忙しいらしいし。 休日はよく人が来ると言っていた。どっちにしろ、あの店長さんを見たら客は逃げると思うんだけどな。 それと、君島さんの神姫のリンレイも見当たらない。だけど、気配はしないけど絶対身近にいる。忍者みたいに姿を消せるみたいだから、油断はできない。 「はい、はい、はーい! お姉さん、質問でーす!」 淳平が、学校に教育実習生として来た先生に、質問を投げかける生徒みたいな構図が連想されるテンションで手を挙げている。 「はい、そこのキミ!……えっと、名は?」 「伊野坂 淳平。螢斗の親友でっす。この子はアーンヴァル型のミスズっす」 「じゃあ、改めて。……はい! 伊野坂君、なんだね?」 「姉御って呼んでいいっすか? ついでに彼氏はいますか?」 「……マスタァ~」 ああ、ミスズが凍えるような目で淳平を見始めた。よくあることだ。だけど、今日は止められそうにもない。 「うむ、許す。……彼氏がいるかどうかは……キミのご想像にまかせるとしよう」 「うぉー、ミステリアスな雰囲気っすね、さすがは姉御! 痺れるっす!」 キミたち、ホントに初対面なの!? 「はー、綺麗なお人ですね……」 シオンが君島さんに見惚れている。それでいて驚きの口調も出す。 ――いや、騙されるんじゃない。 確かに今日の君島さんは、いつもの、バイトの時の姿と違く見える。 君島さんの服装は黒のジャケット、中にシャツ。細い足にはデニムパンツ、靴はヒールと大人だからこそできる服装。 僕よりも幾分も長身でスタイルも良い。顔にはブルーグレーのサングラスをしていて、バイト中いつもぞんざいに結っている長い髪はツヤがあるように、綺麗に腰元まで流している。 道の通りを歩く十人中十人が、男女関係なく、かなりの確率で振り返るであろう容姿を今この人は表わしているからだ。 今も道行く人が何人か振り返っているのがわかる。 だけど……だけどだ。 僕は知っている。 この人は荒唐無稽なことを平気でやってのける。バイト中でも、数々の暴挙を引き起こしているのに客からも反感を受けず、仕事もクビにもされない超人だ。 実際に謎だらけの人なのだけど……なぜか、僕にとって信頼できる人でもある。 ……不本意だけど。 「――拙者は主殿の神姫リンレイでござります。よろしくいたく候」 「あれ? いつからそこにいたんですか! さっきまでいなかった筈なのに……」 ミスズが口に手をやって驚愕している。 君島さんの肩からさっきまでいなかったリンレイがいつのまにかいたからだ。 本当、いなかった筈なのにどこから来てるのかな。 「すっげー! 忍者だ、忍者も出た。姉御もめっちゃ美人だし、なんでバイトの先輩で、こんな美人がいるって言ってくれなかったんだよ!? これから、螢斗のコンビニに毎日通う事にするぜ!」 「迷惑だよ……ハァ……」 ガクガクと僕の首を揺らす淳平。そして、来て早々疲れている僕。 なんでこの人といると、こんなに精神的にも疲れるんだろう。 ……いや、淳平と併せてるせいだ。絶対そうだ。 「えー、今日はお日柄もよく、シオン君の矯正バトル日和になったわけなのだが」 「そんなことより、いいから、授業とやらを始めましょうよ」 「ふぅ、まったく、ゆとりというものを知らんなキミは。昔は……」 「はいはい、もう入りましょう」 もう付き合ってられない。 シオンの為を思って呼んだのだけど、人選を間違えたのかな僕は。 「綺麗な方なのに、面白いお人ですね」 シオンは本気でそう思っているみたい。 面白いは褒め言葉なのか? いや、シオンにとっては悪口じゃないだろう。 純真すぎるのも問題だな。 「悲しいな、悲しいよ。……さて、リンレイ、伊野坂君とミスズ君も行くぞ」 「承知でござります」 「へへ、俺もお供しまっすー!」 「マスタァー!! あとで覚えていてください……ぐぎぎ……」 このメンバーで本当に大丈夫なのだろうか。 ―――― 「ふむふむ、ゲーセンの筐体はこうなっていて……ほう、このくらい迫力で……ステージもなかなかリアル……うーむ」 君島さんが感嘆の声を呟く。他の対戦者、神姫たちが実際にバトルしてる筐体の画面をゆっくりと眺めている。 「君島さん、そろそろ、シオンのバトル恐怖症を治す方法を教えてくださいよ」 「まあ、待て。……んーと…………」 筐体から離れ、君島さんはサングラスを外してポケットに差してから、周りを見渡している。 「主殿、あそこにでござります」 肩に乗っかっているリンレイがある一角を指差す。 なんだろうか? 僕はてっきり、君島さんとリンレイがバトルで直接教えてくれると思っていたのだけど。 「おっ…………そこのチンピラ! ちょっとこっちに来い!」 えっ! ちょっと、何やってるの? リンレイが指差す方向、壁を背にして立っていた、いかにもワルそうな男。 君島さんはその人を見つけるや否や、突然挑発し始めた。 「……あ~? おいおい、いきなりなんだ、ネーちゃん。オレのことをチンピラっつってさ、舐めてんのか、あぁん!!」 (こ、怖!) 君島さんと違う種類の、それでいて同じようなサングラスをかけている男性がこっちに向かって来た。 ジャラジャラと首にネックレスをいくつもかけていて、格好も着崩している風貌だ。 「キミみたいな、チンピラ風情がゲーセンにいると、ここの空気が汚れる。さっさと、出て行ってくれたまえ」 「ちょ、ちょっと。君島さん! いきなりどうしたんですか!?」 「そうっすよ、姉御。危ないっすよ」 「……君島さん、謝ったほうがいいです!」 僕もミスズも、さすがに淳平もたじろいでいる。 僕も怖いが、怖くて震えているシオンは胸ポケットに身体を潜らせる。 とにかく、君島さんを謝らせないと。周りの客も空気も凍りついているじゃないか。 「ひでぇな、ネーちゃん。俺も神姫バトルを楽しみたい一市民なんだぜ、そこは許せよ。お前もそう思うだろ、なぁ?」 チンピラさんが自分の神姫に話しかけた。 見ればその男性の肩、膝に手を置いていて行儀よく神姫が座っている。 左目の方に眼帯をしているのにその上からオーナーと同じようにサングラスを掛けている。 「…………」 なにも喋らない。 軍帽を被っていてその下から、アーティル型のボディよりも薄いピンク色の髪の毛が見える。 あれは……武装神姫、戦車型のムルメルティアだ。 それより、なんで、サングラスを掛けている率が多いんだ。流行っているのか? 「こちらはそんなものは知らん。さっさと消えてくれたまえ」 しかし、どうしたんだ、君島さんは。なにかこういう人に恨みでもあるのか。 普段よりも気性が荒すぎる。 「おーおー、怖え~。美人なネーちゃんなのにな、もったいない。……はぁーあ、ムカつくぜ」 「で、どうするのだ? 出ていくのか? 出ていかないのか?」 「いやだ、ね……どうしても出ていかせたいっつうなら、やっぱここはコレだろ?」 クイッと指を筐体に指す。神姫バトルでけりを付けるってことなのか。 「被害者な俺自身がふざけた気分になっちまうが、警察沙汰にする気もないんでな。ここは神姫バトルで手を打つってぇーのはどうだい?」 「ふむ。わかった、よかろう」 ふぅ、よかった。君島さんと忍者神姫のリンレイなら、神姫バトルで負けるイメージはないからな。 これで安心でき―― 「――ただし、やるのはこの子だ」 「えっ!…………うぇ!?」 君島さんに突然腕を引き寄せられた。 僕の目の前に厳つい男性のチンピラさんが。 「あ? このチビがか……てめーはやんねえのか?」 「あいにくと、私は武装神姫を持っていない」 「ええっ!! リンレイが――……ムググ……」 「リンレイがいるじゃないですか」と言おうとしたら、口を手で塞がれた。 淳平とミスズにも、何も言うなと目で黙らしている。 なんで、どうして? 目線を動かしても、君島さんの身辺どこにもさっきまでいたリンレイの姿が見当たらない。また姿を消しているのか。 (いいから、言うとおりに) 耳元、小声でそう言われた。 一体何を考えているんだこの人は。 「はぁ? てめーはなんでここにいるんだよ!?……はぁ、まあいい。そこのチビが代わりにやるってことだろ? 俺は別にいいぜ。そのチビの神姫が勝ったら俺は素直に出ていくさ。ただし、負けたら……」 首を掻っ切るジェスチャーをする向こうのチンピラさん。 え、本気で? 人間を神姫バトルで……。 「ふん、冗談だ……ただ、俺のダチが裏でやばい仕事してて、そこで急遽人手が必要なんだと。俺は面倒でやりたくないんだが……」 「それを手伝えっていうことですか」 「そうだ。そっちが負けたら、それが罰ゲームっつうことにしよう。俺は喧嘩売られた側だぜ? それくらいの権利はあんだろ。もしもだ、そういう仕事でとちったら社会的にな……わかんだろ?」 「……最悪陽の目をもう浴びれなくなるってこと……です……か?」 「賢いチビだ。まあ、そういうこったな」 そうだよね。 もちろん、僕たちが負けても君島さんが代わりにするんだよね。 そうなんだよね? 僕は君島さんを伺ってみる。 (キミがやるんだ) 目がそう語っている。 うっそ、なんで!? 「ちょっ、ちょっと、待っててください!! 君島さん、こっちに」 「……ふむ、よかろう」 今度は僕の方が君島さんを引っ張っていく。 ゲームセンターの隅の方、目のつかない方に連れていく。 「あのアマは、いつもあんな感じなのか?」 「さ、さぁー、姉御はさっき初めて会いましたのでよくは……あはは……早く戻ってこいよ~」 「なにかあれば、マスターは私が守ります。ヌヌヌ……」 その場にはイラついたチンピラさんと気まずそうな淳平、睨みつけるミスズが取り残されてしまった。 ごめん、すぐ戻るから。 前へ 次へ
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神姫を選ぶ時に能力や所持アビリティを重視する人へ。 神姫の素ステはあまり気にしなくてもいいかもしれないが純正パーツをつけた時のパラメータの参考にはなる。 素体ステータスDLC以外(素体ステ) DLC販売(素体ステ) 固有RAに必要な武装をつけた際のステータスDLC以外(武装ステ) DLC販売(武装ステ) 素体ステータス DLC以外(素体ステ) 神姫 LP ATK DEF DEX SPD プラスアビリティ マイナスアビリティ RRmax 攻撃力 防御力 スピード WE回復 GBダメ アーンヴァルMk.2 400 45 45 7 4 大剣+1、ランチャー+1 浮遊機雷-1 ○ ○ ○ ストラーフMk.2 400 35 40 6 4 ダブルナイフ+1、ハンドガン+1 バズーカ-1 ○ ○ ○ ハウリン 450 45 40 2 4 ロッド+1、ビット+1 大剣-1 ○ ○ ○ マオチャオ 350 40 35 5 5 ドリル+1、ビット+1 ダブルナイフ-1 ○ ○ ○ アーク 350 40 40 4 6 小剣+1、ランチャー+1 なし ○ ○ ○ イーダ 300 40 40 4 5 大剣+1、ライフル+1 ロッド-1 ○ ○ ○ ゼルノグラード 350 45 40 6 3 パイルBK+1、ガトリング+1、粒子BLST+1 ハンマー-1、楽器-1 ○ ○ ○ アルトレーネ 400 40 50 4 4 大剣+1、浮遊機雷+1 ビット-1 ○ ○ ○ アルトアイネス 450 40 50 4 4 小剣+1、大剣+1 槍-1 ○ ○ ○ フブキ 350 45 40 4 7 小剣+1、投擲+1 ショットガン-1 ○ ○ ○ エウクランテ 450 35 40 5 7 ナックルAC+1、ショットガン+1 Dブレード-1 ○ ○ ○ イーアネイラ 350 40 35 5 7 槍+1、バズーカ+1 ミサイル-1 ○ ○ ○ ツガル 450 40 40 4 6 Dブレード+1、ライフル+1 投擲-1 ○ ○ ○ ジルリバーズ 350 45 35 4 7 小剣+1、ライフル+1 パイルBK-1 ○ ○ ○ エストリル 400 35 45 4 7 パイルBK+1、ハンドガン+1 大剣-1 ○ ○ ○ +隠しキャラ 神姫 LP ATK DEF DEX SPD プラスアビリティ マイナスアビリティ RRmax 攻撃力 防御力 スピード WE回復 GBダメ ジャスティス 350 60 50 5 5 大剣+1、機関銃+1 ハンドガン-1 ○ ○ ○ ミミック 400 40 40 5 5 なし なし ○ ○ ○ 強化ミミック 400 50 80 3 50 なし なし ○ ○ ○ DLC販売(素体ステ) 神姫 LP ATK DEF DEX SPD プラスアビリティ マイナスアビリティ RRmax 攻撃力 防御力 スピード WE回復 GBダメ ベイビーラズ 400 40 45 5 4 ダブルナイフ+1、楽器+1 爆弾-1 ○ ○ ○ 紗羅檀 400 45 40 4 5 投擲+1、楽器+1 ハンマー-1 ○ ○ ○ 蓮華 350 50 40 5 5 ダブルナイフ+1、投擲+1 浮遊機雷-1 ○ ○ ○ ガブリーヌ 350 40 50 5 5 槍+1、ハンドガン+1 ナックルAC-1 ○ ○ ○ ラプティアス 450 40 40 4 6 ダブルナイフ+1、ハンドガン+1 機関銃-1 ○ ○ ○ アーティル 450 40 40 6 4 ナックルAC+1、機関銃+1 ドリル-1 ○ ○ ○ プロキシマ 400 40 40 4 5 斧+1、ライフル+1 楽器-1 ○ ○ ○ マリーセレス 380 50 40 5 5 小剣+1、バズーカ+1 ドリル-1 ○ ○ ○ ムルメルティア 350 50 50 5 3 パイルBK+1、ハンドガン+1 粒子BLST-1 ○ ○ ○ 飛鳥 350 40 45 8 5 小剣+1、爆弾+1、機関銃+1 斧-1 ○ ○ ○ ジュビジー 450 35 50 5 4 ハンマー+1、ハンドガン+1 ミサイル-1 ○ ○ ○ ジルダリア 350 45 35 5 5 小剣+1、ショットガン+1 ライフル-1 ○ ○ ○ ヴェルヴィエッタ 450 40 40 5 8 ロッド+1、ランチャー+1 小剣-1 ○ ○ ○ リルビエート 450 40 40 5 8 小剣+1、ミサイル+1 槍-1 ○ ○ ○ オールベルン 400 40 50 5 5 小剣+1、粒子ブラスター+1 斧-1 ○ ○ ○ ジールベルン 400 50 40 5 5 小剣+1、浮遊機雷+1 ランチャー-1 ○ ○ ○ アーンヴァルMk.2黒 400 45 42 20 4 攻撃力+3、小剣+1、大剣+1、ランチャー+1 防御力-3、斧-1、浮遊機雷-1 ○ ○ ○ 固有RAに必要な武装をつけた際のステータス アビリティはパラメータ系でかつ絶対値が3以上のもののみ書いてます。 詳しいアビリティは各神姫のページを見てください。 装備は空いているのではなく着けているのを書いてます。 DLC以外(武装ステ) 神姫 レールアクション ランク LP SPD DEX CHA DEF 火器 光学 COST 武 頭 体 腕 腰 脚 靴 背 盾 ア パラメータアビリティ アーンヴァルMk.2 一刀両断・白 5 5739 41 67 224 621 -5% 10% 418 PB ○ ○ ○ ○ ○ なし スピード+3 一刀両断・白EX 7 9498 66 109 356 1028 -5% 10% 924 大HG ○ ○ ○ ○ ○ なし スピード+5DEX+3 グランニューレ 5 5736 40 67 225 623 -17% 35% 326 なし ○ ○ ○ ○ ○ ○ なし LP-4 グランニューレEX 7 9496 63 109 359 1030 -22% 45% 599 なし ○ ○ ○ ○ ○ ○ なし DEX+3CHA+5LP-4 ストラーフMk.2 一刀両断・黒 5 5704 34 36 214 537 10% -5% 264 なし ○ ○ ○ ○ なし スピード-4 一刀両断・黒EX 7 9441 57 59 335 886 10% -5% 488 なし ○ ○ ○ ○ なし スピード-4LP+3 ジャーバル・クルイク 5 5704 34 36 214 537 10% -5% 253 なし ○ ○ ○ ○ なし スピード-4 ジャーバル・クルイクEX 7 9441 57 59 335 886 10% -5% 467 なし ○ ○ ○ ○ なし スピード-4LP+3 神姫 レールアクション ランク LP SPD DEX CHA DEF 火器 光学 COST 武 頭 体 腕 腰 脚 靴 背 盾 ア パラメータアビリティ ハウリン ドッグサーカス 5 6236 61 58 328 621 20% -10% 408 なし ○ ○ ○ ○ ○ なし 防御力+3 ドッグサーカスEX 7 10313 101 99 531 1029 24% -12% 747 なし ○ ○ ○ ○ ○ なし 防御力+4LP+3 マオチャオ スーパーねこ乱舞 5 6138 65 64 328 611 -5% 10% 383 なし ○ ○ ○ ○ ○ なし LP+4 スーパーねこ乱舞EX 7 10216 106 105 531 1017 -5% 10% 834 DL ○ ○ ○ ○ ○ なし 防御力-3スピード+3LP+6 アーク ロードファイター 5 5815 67 61 301 621 0% 0% 484 Lc ○ ○ ○ ○ 1 防御力+3スピード+3 ロードファイターEX 7 9664 109 101 484 1028 0% 0% 842 Lc ○ ○ ○ ○ 1 防御力+4スピード+5 イーダ スリルドライブ 5 5733 63 60 306 619 0% 0% 328 なし ○ ○ ○ ○ 1 - スリルドライブEX 7 9558 103 102 496 1027 0% 0% 668 なし ○ ○ ○ ○ 1 防御力+3LP-3 神姫 レールアクション ランク LP SPD DEX CHA DEF 火器 光学 COST 武 頭 体 腕 腰 脚 靴 背 盾 ア パラメータアビリティ ゼルノグラード バレットカーニバル 5 5836 63 68 311 615 10% -5% 464 Gt ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 防御力-3DEX+4LP-3 バレットカーニバルEX 7 9698 104 111 503 1022 0% 0% 822 Gt ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 防御力-3スピード+3DEX+6LP-5SP+4 アルトレーネ ゲイルスケイグル 5 6037 60 60 316 632 0% 0% 494 大 ○ ○ ○ ○ ○ 2 防御力+4 ゲイルスケイグルEX 7 10008 102 99 515 1041 % % 905 大 ○ ○ ○ ○ ○ 2 防御力+6DEX-4 アルトアイネス シザース・ガリアス・ドミニオール 5 6086 63 62 317 631 0% 0% 376 なし ○ ○ ○ ○ ○ 2 防御力+3SP-3 シザース・ガリアス・ドミニオールEX 7 10059 103 103 518 1038 0% 0% 724 なし ○ ○ ○ ○ ○ 2 防御力+3CHA+3LP+3SP-4 フブキ 夢想手裏剣 5 3724 53 32 253 448 -5% 10% 379 投 ○ ○ ○ ○ 1 - 夢想手裏剣EX 7 9795 110 107 502 1027 -5% 10% 848 投 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 スピード+4DEX+4CHA+4LP-3 神姫 レールアクション ランク LP SPD DEX CHA DEF 火器 光学 COST 武 頭 体 腕 腰 脚 靴 背 盾 ア パラメータアビリティ エウクランテ グライドオンプレステイル 3 3485 36 35 173 332 0% 0% 182 なし ○ ○ ○ ○ ○ 1 - グライドオンプレステイルEX 7 9870 109 105 496 1028 0% 0% 876 散 ○ ○ ○ ○ ○ 1 防御力+3スピード+3 イーアネイラ ウェパル・アサルト 3 3334 37 34 172 323 0% 0% 627 槍 ○ ○ ○ 1 CHA+3 ウェパル・アサルトEX 7 9613 108 103 483 1014 0% 0% 894 槍 ○ ○ ○ 1 防御力-5スピード+3CHA+6 ツガル プレゼント・フォー・ユー! 5 5982 65 63 308 621 0% 0% 497 DB ○ ○ ○ ○ ○ 1 LP+3 プレゼント・フォー・ユー!EX 7 9874 107 103 498 1028 0% 0% 886 DB ○ ○ ○ ○ ○ 1 防御力+3LP+4 ジルリバーズ ヘリッシュクレイドル 4 4557 52 47 233 470 0% 0% 259 なし ○ ○ ○ ○ 1 SP-3 ヘリッシュクレイドルEX 7 9610 109 102 479 1022 0% 0% 670 なし ○ ○ ○ ○ 1 防御力+3スピード+3 エストリル フラッシングブレード 4 4681 53 46 241 481 0% 0% 371 PB ○ ○ ○ ○ ○ 1 - フラッシングブレードEX 7 9820 111 101 498 1035 0% 0% 835 PB ○ ○ ○ ○ ○ 1 防御力+5スピード+5 +隠しキャラ 神姫 レールアクション ランク LP SPD DEX CHA DEF 火器 光学 COST 武 頭 体 腕 腰 脚 靴 背 盾 ア パラメータアビリティ ジャスティス 終焉の宴 7 9702 107 106 490 1041 0% 0% 武器2通り+ms 868+NS 887 大 ○ ○ ○ ○ ○ 1 クリティカル率+5防御力+6スピード+4CHA-4SP+3 DLC販売(武装ステ) 神姫 レールアクション ランク LP SPD DEX CHA DEF 火器 光学 COST 武 頭 体 腕 腰 脚 靴 背 盾 ア パラメータアビリティ ベイビーラズ We Will Rock Y☆ 5 5800 60 64 297 622 15% 10% 480 DK ○ ○ ○ ○ ○ なし SP+4 We Will Rock Y☆EX 7 9601 102 105 480 1026 25% 10% 834 DK ○ ○ ○ ○ ○ なし 防御力-4ロック範囲+3SP+6 紗羅檀 ロスト・パラディウム 5 5932 63 61 340 584 45% -18% 548 小 ○ ○ ○ ○ ○ 1 LP+3 ロスト・パラディウムEX 7 9826 104 101 498 1025 50% -15% 951 小 ○ ○ ○ ○ ○ 1 クリティカル-4武器エネルギー回復+3LP+6SP+3 蓮華 後天爆裂 5 6132 65 63 328 620 15% 10% 375 なし ○ ○ ○ ○ ○ なし 武器エネルギー回復-3ガードブレイクカット+3 後天爆裂EX 7 10208 106 104 531 1028 -5% 10% 703 なし ○ ○ ○ ○ ○ なし クリティカル率+3防御力+3武器エネルギー回復-4ガードブレイクカット+5ブースト性能+3スピード+3SP+3 ガブリーヌ ヘルクライム 5 5836 63 61 304 630 30% -5% 419 なし ○ ○ ○ ○ ○ 1 ヘルクライムEX 7 9700 103 102 494 1038 40% -5% 757 なし ○ ○ ○ ○ ○ 1 クリティカル率+6防御力+3溜め時間短縮+3LP-3 ラプティアス スーパーダブルナックル 5 6237 64 61 328 621 -13% 25% 420 なし ○ ○ ○ ○ ○ ○ なし 防御力+3溜め時間短縮-3ブースト性能+3 スーパーダブルナックルEX 7 % % なし ○ ○ ○ ○ ○ ○ なし アーティル スーパーツインカノン 5 6236 64 66 328 617 20% 0% 416 なし ○ ○ ○ ○ ○ なし クリティカル率-3ブースト性能+3SP+3 スーパーツインカノンEX 7 % % なし ○ ○ ○ ○ ○ なし プロキシマ オメガスターロード 5 6186 66 62 329 618 10% -5% 506 斧 ○ ○ ○ ○ なし 武器エネルギー回復+3スピード+3 オメガスターロードEX 7 % % 斧 ○ ○ ○ ○ なし マリーセレス バッカルコーン+E83 5 5815 53 62 298 619 -5% 10% BZ ○ ○ ○ 1 バッカルコーン+E83EX 7 % % BZ ○ ○ ○ 1 神姫 レールアクション ランク LP SPD DEX CHA DEF 火器 光学 COST 武 頭 体 腕 腰 脚 靴 背 盾 ア パラメータアビリティ ムルメルティア ベルリンのバラ 3 3389 31 33 178 343 0% 0% 219 なし ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 防御力+4 ベルリンのバラEX 7 9796 103 103 498 1045 0% 0% 869 なし ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1 クリティカル率+5防御力+6武器エネルギー回復-4 飛鳥 悠久の神風 3 3457 36 33 183 333 0% 0% 260 小 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 悠久の神風EX 7 10004 110 102 514 1031 0% 0% 839 小 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 武器エネルギー回復+5ブースト性能-4スピード+3 ジュビジー ホーリーエクスプロージョン 3 3291 33 18 163 322 0% 0% 153 なし ○ ○ ○ ○ ○ 1 ホーリーエクスプロージョンEX 7 9868 104 103 496 1035 0% 0% 674 なし ○ ○ ○ ○ ○ 1 SP+6 ジルダリア ダイヤモンドリーフ・ストーミング 3 3191 34 19 163 309 0% 0% 231 小 ○ ○ ○ ○ ○ 1 ダイヤモンドリーフ・ストーミングEX 7 % % 小 ○ ○ ○ ○ ○ 1 ヴェルヴィエッタ アルティメットレーザー 5 % % なし ○ ○ ○ ○ なし アルティメットレーザーEX 7 % % なし ○ ○ ○ ○ なし リルビエート トリプルクラッシュ 5 % % なし ○ ○ ○ ○ なし トリプルクラッシュEX 7 % % なし ○ ○ ○ ○ なし オールベルン ライトニングソード 4 % % 小 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 ライトニングソードEX 7 % % 小 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 ジールベルン ダークネス・キラー 4 % % 小 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 ダークネス・キラーEX 7 % % 小 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 アーンヴァルMk.2黒 一刀両断・真 5 % % PB ○ ○ ○ ○ ○ なし 一刀両断・真EX 7 % % 大HG ○ ○ ○ ○ ○ なし
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登録日:2014/04/08 (火) 17 35 14(旧wikiでは2012年ということのみ判明) 更新日:2021/06/09 Wed 17 40 11 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 IOSYS beatmaniaIIDX ニーソックス 突撃!ガラスのニーソ姫! 豚寺 電波 おーほっほっほ!わたしよ! わたしこそ、最強究極のプリンセスよ! 王子様を射止めるために『ガラスの靴』なんてもう古い! 鏡よ鏡よ鏡さん!新しいアイテムは何がいいかしら!? 一体どうして こうなった -アニヲタWiki- 突撃!ガラスのニーソ姫!とはbeatmaniaⅡDXに収録されている曲である。 ジャンル 電波 アーティスト 山本椛 (monotone) BPM 185 難易度 SP N☆4 H☆7 A☆10 DP N☆4 H☆8 A☆10 Lincle Princessというイベントにて登場。いかにもアレな曲名から嫌な予感がしていた弐寺erは沢山いたと思われたが、その予想を上回る出来となった。 まずは歌担当の山本椛。彼女はIOSYSの関係者だとか。 というか、ムービー内にIOSYSとモロに出てる。 そしてムービー担当はGOLI。ニーソ姫様を産み出した偉大なる絵師なので皆さん崇め称えるように。 では肝心の曲…の前にニーソ姫様に会う為に満たす必要がある条件を記そう。 まずSTEP UPモードを制覇(最終地点まで到達)し、それで解禁されるクプロパーツ(アバターのアイテム)以下のように装備する。 頭→鬼(2月クリア) 髪→サマー(8月クリア) 顔→自由 体→おひなさま(3月クリア) 手→次郎長(STEP UPクリア) この状態でSTANDARDモードを選択すればめでたくニーソ姫様が解禁される。 …どの辺が姫様好みとかはツッコんではいけない。いや、これ姫様が着ていくのか…? いや、そもそもガラスのニーソって何だよ。履けないだろそれ。 という訳で本題に入ろう。 この曲の難易度はSP、DPともにアナザーは☆10の為、中級者クラスならクリアできるだろう。 ただしボーカル部分にノーツがアサインされている。 なお、DPAには「階段長ッ!」というセリフ通りの長い螺旋階段が存在する。 そして曲調に関してだが… ニーソ!ガラスのニーソックス! ネコミミ!ガラスのネコミーミ! メイド!ガラスのメイド服! …うん、こんな感じ。 あと曲の中盤辺りで らめぇぇぇぇぇぇぇぇ が飛び出すなど清々しいまでの電波っぷりである。 一部ではIOSYSの「キャプテン・ムラサのケツアンカー」に酷似しているという声もある。そちらとは作詞家、アレンジャー(=ニーソ姫の作曲者)、ボーカルが一緒なのでやむをえない…かも。 ムービーもやや特殊で、固定レイヤーと専用ムービーが組み合わさった構成となっている。 そしてそのニーソ姫だが \わたしよ!/ かわいい まさしくGOLIの本気と言わんばかりの内容で、よく見てみるとポップンキャラのツララやヴィルヘルム(これらのキャラは元々GOLIデザインによる)など小ネタが随所に散りばめられている。 恋する☆宇宙戦争っ!!や傲慢ちゃんなど衝撃を引き起こしたLincle。そしてその最後を飾ったニーソ姫…おそらくほぼ全ての弐寺erが口を揃えてこう言っただろう。 一体どうしてこうなった♪ beatmaniaは何処へ向かうのか、その答えは制作陣のみぞ知る… 以下、最新作ネタバレ 最新作tricoroにて、この曲が段位認定に参入してる事が判明。 SPNが5級の4曲目(ボス) DPAが八段の1曲目 に指定されており、技量の他に周りを気にしない精神力も試されることに? もっとも、DPAは片手で階段を処理できるかどうかも重要ではあるが… さらに、イベント『LEGEND CROSS』をクリアすると「ムフフなご褒美」としてニーソ姫のクプロパーツが貰える。 beatmaniaは何処へ(ry さらにSPADAでも、継続して参入している。(SP5級は1曲目になりある意味初見殺しである。) まだまだ!もっとよ! もっと過激な追記・修正をちょうだぁ~い!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] やっていて楽しいのが困る、困らない -- 名無しさん (2014-04-09 02 19 57) カニパンはたまたま遊び?に来てたらしい -- 名無しさん (2014-04-09 04 40 05) そしてBeatStreamへ... -- 名無しさん (2015-01-17 21 42 11) 何これ・・・? -- 名無しさん (2015-01-18 01 47 00) 名前 コメント
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このページに関するコメントは下記へ 名前 コメント 期間 2014年08月28日~2014年09月18日17時59分 [中間ランキング] 集計期間 ~2014/09/04 18 58 マデ 結果発表 2014/09/04 19 59(予定) 概要 エリア 廊下 1~5 先生!学園祭に向けて生徒を盛り上げるライブがあるのは知ってるのだ? 6~10 他の学生バンドも気になるのだ。先生ちょっと調べてみるのだ!! リン子もinfinityの曲を聴くのは楽しみなのだ! 先生!学生バンドの様子をちょっとみにいってみるのだ~!! 今回のライブは、有名な学生バンド「infinity」が参加してるのだ!! 今回はinfinity以外にも、複数のバンドが出場するみたいなのだ! 学生バンドだから、校内のどこかで練習しているかもしれないのだ! 11~15 中庭は廊下からも調べることが出来るのだ!じっくり見て見るのだ! ∞ あそこにいる生徒達は…何か知ってそうなのだ、話を聞いてみるのだ! 中庭で練習している生徒はいないみたいなのだ… あちこちの教室を回ってみれば、きっと見つかると思うのだ!! こうなったら、校内のあちこちを調べてみるのだ~!! 学園祭の準備期間だから、校内にも多くの生徒が残ってるのだ! 練習してるとなると…教室や、音楽室…中庭なんかも怪しいのだ! 先生!準備をしている生徒達に話を聞いてみるのだ!! 教室 1~5 教室の中で練習していないか、覗いてみるのだ! 6~10 この教室では、模擬店の準備をしているみたいなのだ! 色んな教室を覗きながら、学園バンドの子達を探してみるのだ!! 先生も、何か手伝ってあげると良いのだ!! 学園祭に向けて、沢山の生徒が準備をしているのだ!! こうしていると、学園祭を期待してる皆の楽しみが伝わってくるのだ!! 模擬店の看板塗りは楽しそうなのだ!リン子も手伝ってみたいのだ!! 11~15 先生!生徒達から情報を集めてみるのだ!! ∞ ライブが始まる前に話を聞きに行ってみるのだ!! この教室にも、バンドの練習をしている子はいないみたいなのだ… お手伝いはもう終わったのだ?流石先生なのだ!! 楽器を持ってる子もいないのだ…みんな何処にいるのだ…? 先生!生徒から、情報を聞いてきたのだ!やっぱり音楽室なのだ!! 行く先々で、先生はお手伝いを頼まれてる気がするのだ… 先生!次の目的地音楽室に向かってみるのだ~!! 音楽室 1~5 音楽室で、ライブに参加する生徒達が練習しているのだ! 6~10 せ、先生!先生が何を言っているのか聞き取れないのだ!! 参加するどちらのバンドも、凄い真剣な表情なのだ…。 先生!生徒達の話を聞くために、音楽を一度止めてもらうのだ!! 先生、音楽室に入って、ちょっと話を聞いてみるのだ!! す、ストップなのだ!!どっちも音楽をいったん止めて欲しいのだ~!! 音楽室の中…凄い音量なのだ!!これでみんな大丈夫なのだ!? 11~15 これは今回のライブ…凄いことになりそうなのだ!! ∞ どんなライブになるのか…今から楽しみなのだ!! やっと音楽を止めてくれたのだ。ちょっと話を聞いてみるのだ! 先生!リン子もステージに立ちたくなったのだ!飛び込みで参加するのだ~!! 今回のライブに対する意気込みを聞いてみるのだ!! どのバンドもすごいやる気だったのだ!!話を聞いて良かったのだ!! どのバンドも真剣な眼差しをしてるのだ!熱意を感じるのだ!! もうじきライブが始まるらしいのだ!楽しみなのだ!! ライブ会場 1~5 ライブ会場に着いたのだ!既に、沢山の人が集まってるのだ!! 6~10 こんなに沢山の生徒が、バンドの演奏を楽しみにしてるのだ!凄いのだ!! どっちのバンドの演奏もとっても楽しみなのだ~ そろそろライブが始まるのだ!先生、リン子はもうワクワクしっぱなしなのだ!! 先生!良い席を確保するのだ!最前列まで向かうのだ!! 先生はどっちを応援するのだ?リン子はinfinityを応援するのだ!! 先生は新バンドの応援をすると良いのだ!先生の応援なら百人力なのだ!! 11~15 流石人気バンド…すごい声援なのだ!! 16~20 もっと大きな声を出してあげるのだ!!先生の応援は、きっと届くのだ!! こんなに沢山の女の子に人気だなんて…infinityはやっぱり凄いのだ!! 凄い声援なのだ…もしかしらた、infinityよりもおっきいのだ…!! リン子も負けてられないのだ!気合入れて応援するのだ!! 初めてのステージで緊張してるに違いないのだ!もっと応援してあげるのだ! infinityが出てきたのだ!先生!思いっきり応援するのだ!! 次は新バンドが出てくるのだ!先生、こっちも一生懸命応援するのだ!! ∞ MISSION!! 杉本舞Lv.100ゲージpt 健康第一です! ミッション開始 先生!廊下は走らないでください!学園祭前だからって、無茶をする人が多いんです!! NO MAX テンションゲージMAX この後にはライブがありますけど…怪我人も多くでそうなので、準備は怠りません!! 宮森史奈Lv.100ゲージpt これも勝負…かな? ミッション開始 せんせっ!今日は色んなバンドのライブがあるみたいですけど…どのバンドが一番人気か、私と勝負しません? NO MAX テンションゲージMAX どっちにも期待してるなんて、先生らしいですね~…。結果は…ライブ後のお楽しみ、という事で 間宮静音Lv.100ゲージpt ライブ楽しみ~!! ミッション開始 先生やっほー!先生もこの後のライブ観に行くの?infinityが出るし、行くしかないよね!! NO MAX テンションゲージMAX へぇ~!infinityだけじゃなくて、ほかのバンドも出るんだ~!!なら、そっちもチェックしてみよっかな!! 水前寺綾Lv.100ゲージpt ジャズって人気ないのかな… ミッション開始 この後のライブ…?勿論行こうとは思ってるけど…参加はしてないんだ。今回ロック系ばっかだし… NO MAX テンションゲージMAX 折角なら、セッションするのも楽しそうだよね!今からでも飛び込みで参加できないかなぁ~… 和賀マリLv.100ゲージpt 頑張らない!無理! ミッション開始 チャイムが鳴った以上、もはやここに用はない…!学園祭の準備…?そんなメンドい事を私がやるとでも? NO MAX テンションゲージMAX ぬぐぐ…で、何すれば良いんですか?え…?ライブ会場で盛り上げ役…?…まぁ、ずっとつっ立ってれば良いか 明田梨華Lv.100ゲージpt 観るだけでも楽しみ!! ミッション開始 先生!この後のライブ見に行くよね?私も参加したかったんだけど…メンバーがいなくってさ… NO MAX テンションゲージMAX 先生と一緒に観るなら、すっごく楽しめそうかな!ねぇ、先生!!一緒にライブ行こうよ!! 咲川湊Lv.1009000000ゲージ6000pt うーん…もうちょっとかな…? リズミカルセッション!!~咲川湊の場合~先生!中庭で3年生の咲川湊ちゃんを見かけたのだ!なんだか凄い真面目な表情で、楽器を触っていたのだ!でも、湊ちゃんが音楽をしていたなんて聞いたことがないのだ…先生!ささっと湊ちゃんが何をしているのか聞いてくるのだ~!! ミッション開始 あ…先生お疲れ様です。…ライブまでもうちょっとなので、今は最終確認をしてるんです NO MAX テンションゲージMAX 準備はバッチリ出来ました!この調子なら、本番も良い音が出せそうです!! 音羽芙莉Lv.10011250000ゲージ7749pt 初めてのライブだよ~! ミッション開始 あ、センセーだ~…これからライブに出るから、今は最終調整してるんだよね~ NO MAX テンションゲージMAX 初ライブ、成功させたいから全力で頑張るね!センセー、最前列で応援してくれる? 樹咲レオナLv.10018000000ゲージ19500pt 準備、オッケー? ミッション開始 もうすぐライブの時間だね!私たちinfinityのサウンドで、皆を感動させてあげるんだ!! NO MAX おっと…!ちょっとミスしちゃった…梁子に怒られないように、もっと練習しとかないと!! テンションゲージMAX ライブ…絶対に成功させてみせますよ!先生も期待しててくださいね!! RARE MISSION!! 滝沢ゆまLv.100ゲージpt 楽しんでいくよ~!! ミッション開始 初めてのライブだけど…憧れのinfinityと同じ舞台に立てるんだもん!楽しまないと損だよね!! NO MAX うぅ~…せっかくのライブなのに、緊張してちゃ駄目だよね!!もっと楽しまないと!! テンションゲージMAX 先生!盛り上がってくれてる?私、これからももっと頑張るから…!応援よろしくね!! SPECIAL MISSION!! Lv.100ゲージpt ミッション開始 NO MAX テンションゲージMAX 特効生徒 画像 生徒名 レア度 学年 必要コスト 知識 運動 感性 効果 イベント効果 備考 叶えたい夢に向かって…! ~滝沢ゆまの場合~ 先生!2年生の滝沢ゆまちゃんを知ってるのだ? なんでも…最近他の学校の友達とバンドを組んだらしいのだ!! それもゆまちゃんはボーカルらしいのだ!気になるのだ!! 今からリハーサルをすると言っていたのだ! 先生!ゆまちゃんの様子を見に行くのだ~!!
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英語で言うならアサイラント 「いや~すごかったねー。まさかあのときああするとは思わなかった! ああもうホント、ドキドキしっぱなしだったよ!」 日が暮れて、私と華凛は帰り道を歩いていた。 「どう? 神姫に興味わいた?」 「……わかない」 強がってみせた。ここで興味が出てきたと言ったら、ものすごい敗北感を味わうことになるだろう。 「ふ~ん、そっか~……」 華凛がニヤニヤしながらこっちを覗きこんでくる。なにが言いたいのだ。 「顔赤いよ?」 「っ……夕日のせい」 「ふ~ん、そう……」 そう言って、サッと引き下がる華凛。多分、華凛はこれ以上追求してこない。でもその代わり…… 「あ、そうそう。あたしの親戚にホビーショップ経営してる人がいるんだよ」 こういうことは言ってくるのだ。 「……初耳」 「そりゃそうよ。1週間くらい前にお店出したんだもん。いやぁ、中々客入りが悪いってぼやいてたよ」 「……そう」 行かない、決して、二人では。 「ねぇ、ちょっと公園寄ってかない?」 「……また唐突」 「いいじゃん、ちょっとだけ、ね?」 別にやぶさかではなかった。この時間帯なら、まだ両親は帰って来ない。家にいても暇だ。 「別にいいけど」 「オッケー、じゃ、寄り道寄り道~♪」 公園は、時間のせいで人はいなかった。夕日によって赤く染められた遊具が、すこし憂い帯て見えるのは気のせいだろうか? 「ブランコか~、懐かしいなぁ~」 華凛はブランコに乗りながら言う。確かに、小学生くらいの時は乗った気がする。 「樹羽は乗らないの?」 「私はいい」 短パンの華凛と違って、私はワンピースなのだ。その……落ち着かない。 「だれもいないって。それに、気を付けてこげば大丈夫でしょ?」 ブランコに乗るのに、いちいち気を付けなければならないのか。難儀だ、いろいろと。 華凛はブランコを止める。そして、少し真面目な顔になった。 「樹羽、ホントに神姫に興味わいてこなかったの? なにか感じなかった?」 私は答えに詰まった。さっきは強がったが、興味があるのは事実だ。どうする、本当のことを言うか? 「やっぱり興味あるんでしょ。わかりやすい子ね」 言う必要もなかった。 「……バレた」 「やっぱりね~、そうじゃないかと思ってたわ」 「……カマかけ?」 「決定打がなかったからね。最後の確認」 ブランコから降りて、華凛は私に近付く。そして、おもいっきり抱きついてきた。身長差的に、覆い被さられる形になる。 「もう、素直じゃないんだから~♪ あぁ、でもそういうところも可愛いっ! あとちっこくって可愛いっ!」 「……暑い」 それにちっこいは余計だ。 「だ~め、素直に言わなかった罰よ~♪ もう少しおとなしくしてなさい♪」 どうやら、おとなしくしている他ないようだ。こうなった華凛は、もう止められない。ただ黙って過ぎ去るのを待つしかないのだ。 「樹羽ってば可愛いな~♪」 「……舐めないで」 「ふぃ~、満足♪」 ベンチにどっかりと座りながら、華凛は言った。華凛が止まったのは、すっかり日も落ちて、街灯が路面を照らす時間になってからだ。 「華凛、そろそろ帰らないと、お母さんが心配するよ?」 私はハンカチで顔を拭きながら尋ねる。 「ん、そだね。帰ろっか!」 華凛がベンチから立ち上がる。 その時、華凛の後方の茂みの中で、何かが光った。 第6感が告げる。あれは、危険だと――。 「華凛っ!」 走りだし、押し倒す。瞬間、華凛がいた場所を何かが高速で通り抜けていった。その何かは、公園の遊具に当たってかん高い音を立てる。 「立って華凛!」 「な、なに今の!?」 「わからない。でも、今のは……」 あの音から当たったのは堅いものだとわかる。あの早さから石とは考えにくい。まさか、銃弾? そんな訳ない……しかし、あり得ない話じゃない。でも、なんだ、この言いようのない違和感は。 その時、空を切る音が僅かに聞こえた。 「痛っ」 肩に鋭い痛みが走る。当たったのだろう。触って確かめる。血は……でていない。 「樹羽っ!?」 「当たったみたい。大丈夫、外傷はない」 それよりも、探すものがある。それはすぐに見つかった。 「あ……」 手に取り、確認する。思った通りだ。 大きさ5mm程度の鉛玉だ。多分、もう少し勢いがあったら肉を貫いただろう。こんな鉛玉を高速で撃ち出すことが出来るのは……。 「あっ!」 華凛が驚きの声をあげる。茂みから現れたそれは、ゆっくりと銃口をこちらに向けた。 「神……姫?」 そう、彼女達しかいない。 「だよね、普通じゃなさそうだけど」 ゲームセンターでも見たが、あの鳥の羽に酷似したリアパーツは多分エウクランテ型のそれだろう。 神姫は人のようだと、喜怒哀楽を見せる神姫を見て思った。 しかし、こちらに銃口を向けているそれは、ただの人形と変わらない気がした。 「ど、どうするの?」 「とにかく、相手の出方を見るしかない」 神姫は、その虚ろな瞳でこちらを見据えている。銃口は下ろしていない。安心は出来ない。いつまでも続くかと思われた睨み合いは、神姫が破った。 突如、銃口は下ろされ、耳障りなエラー音が鳴る。その後、機械的な声が響いた。 『エネルギー不足、強制スリープモードへ移行します』 そのとき、気付いた。 あの子、泣いてる? 瞳から流れるそれは、涙に見えた。 そうして、神姫は仰向けに倒れて動かなくなった。 第二話の2へ トップへ戻る
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姫の閉ざされし檻、呪われし高貴(その二) 第三節:賢者 半ば日が中天に差し掛かる頃、私達はアキバへと帰ってきた。昼食さえも 摂る時間を惜しみ、駅の売店で買った栄養補助食品とスポーツ飲料を皆で 分け合いながら、神姫センターへと赴く。連休も明けて暫く経った平日の センターは、多少賑わっていた物の……混雑という程の人は居なかった。 「ふぅむ……緊急充電用のレンタルクレイドルは、どれも正常だな……」 「ん~……電源ケーブルが何処かへ引っ張り出された跡も、ないですの」 「となると、ロキちゃんは一体何処で充電しているんでしょうね……?」 「……ひょっとして、充電が不要な位のジェネレータを積んでるのかな」 一緒になってクレイドル周辺をまさぐる梓から、そんな推論が飛び出す。 しかし、強ち的外れとも言えない事情がある。それは、彼女の躯に備わる “装備”だ。可変式の高速電磁浮遊ウィングに、プラズマで固めた武装。 いずれも、莫大な電力がなければ満足に運用出来ない筈なのだ……だが。 「ロキは、平然と動き回っていた。有り得ない話ではないかもしれんな」 「あ、あのー……お客さん?そんな所でしゃがんで、お探し物ですか?」 「……あ、うん。スペーサーを落としたんだよ。でも、見つかったもん」 「気を付けて下さいね?センターではそういうの、賠償できませんから」 流石に不審だったのか、店員が私達に声を掛けてくる。ここでこれ以上の 捜索は無理かもしれぬな……。しかし何らかの形で補給をせねば、いくら 優秀なジェネレータでも限界はある。何処かで、ロキは補給をしている。 それは間違いないのだが、此処に今居ないとなると……何処にいるのだ? 私と梓はベンチに腰掛け、深く溜息をつく。痕跡さえ、見つけられない。 「うぅむ、参ったな。ここで補給しているとばかり思ったのだが……」 「他のセンターで、補給しているかもしれないんだよ。行ってみる?」 「でも、雰囲気悪かったり入った事無いセンターは捜索出来ませんの」 「そう、ですよね。ここでさえ、全てを把握している訳じゃないです」 馴染みの深いこのセンターで何も見つけられない、となると。私の往く 活動範囲には、最早探索できる場所は殆ど無いとも言えるだろう……。 途方に暮れるとはこの事か……?皆で、溜息をついた。その時だった! 「心配はいらないよ、小さなレディ達……奴は確かに、ここで補給した」 「何ッ!?き、貴様は……前田、そして“アラクネー”ではないかッ!」 「こんにちは。まさか、こんな形で再会するとは思わなかったけどね?」 私の眼前に、一人の男と一人の神姫が現れたのだ。“自衛官の”前田と、 “女郎蜘蛛の”アラクネー。何故神姫バトルをしているのかさえ不明な、 謎の多い連中……そして、クララの初戦を務め彼女を導いた“賢者”だ。 知らず知らずにクララ……いや、梓の躯が緊張する。未だ、彼女にとって 尊敬するべき“師”なのかもしれん。だが、彼らの雰囲気は剣呑だった。 「前田さん、アラクネーさん……お姉ちゃん達から、噂は聞いてるよ」 「ふむ、某とクララの仲を知っているのか……ならば、問題はないな」 「そうみたいだね。で、何かお探しなのかな?小さなお嬢さん達……」 「……惚けるな前田よ。貴様は今、確かに言ったろう。“奴”とッ!」 私は、自然と前田を睨む。喰えない男だとは思っていたが、今こうして 微笑みながら向かいのベンチに座る奴を見ていると、尚更分からぬな。 自衛官という立場上、何か知ってるのかもしれんが……どういう事だ? 「ああ、そう言えばそんな事を言ったね。僕もうっかりしていたよ」 「どう考えても、私達の探している者を知っているという態度だな」 「はは……出来れば、違っててほしいんだけどね。で、何だろうね」 梓に視線を移す。鷹揚に笑いかけ、世間話を始めようかというこの男に、 全てを話していいものか。私だけの判断では、どうにも雲を掴む様でな? 尤もロキの手懸かりその物が、既に雲を掴む様な状況になりつつあるが。 しかし暫し迷い、梓は肯いた。“クララ”として、彼らを信頼したのだ。 アルマとロッテも、二人の胸元で肯く。となれば、黙っている事もない。 「……探しているのは神姫だ。否、厳密には神姫と呼べぬかもしれん」 「北欧からやってきた、哀しい定めを背負った一体のMMSですの……」 「ひょっとしたらまだ秋葉原にいるかも知れないって、思ったんだよ」 「だから、その。探してたんですけど……そういう貴方達は、何を?」 前田は深く溜息をついてから、アラクネーを促した。この世の終わりでも 来たかの様なオーバーアクションを確認し、小さな神姫が重い口を開く。 それは私達にとって……そして彼女らにとっても、望まざる展開だった。 「某らが追い求めるは、“ハザード・プリンセス”の零号機に他ならぬ」 「“戦略級殲滅型MMS”って分類の、中規模破壊を行うテロ用兵器かな」 「神姫の皮を被った怪物、それこそが……“国家の敵”たる人形なのだ」 ──────世界はやっぱり、残酷なんだよ。 第四節:信念 自衛官の前田と、彼の神姫たるアラクネーから出た言葉。それは正しく、 最悪の運命が間近に迫っている事を告げる、“賢者の忠告”に他ならぬ。 「テロ用の兵器、人形……だと?貴様、知っているのか……ロキを!」 「知っているよ。僕らの任務は、アレを追いつめ無力化する事だから」 「どうしてですか!あの娘は、マスター達の為にやっただけなのに!」 アルマが梓の胸から乗り出し、泣き叫ぶ。助けようと思った存在が、既に 国家という巨大な“モンスター”から目を付けられているという現実に! それは既に、ロキが『“世界の敵”として認識されている』事にもなる。 「存在自体が、極めて危険なのだ。国家という“大を救う”べき者には」 「彼女の存在その物が、罪でしかないんだよ。そこに在るだけで、拙い」 「故に何としても、彼女を無力化せねばならない。破壊してでもな……」 『存在その物が罪』。この世に産まれ出る者にとって、理不尽の極みとも 言える断定であった。それが器物であろうと……神姫であっても、そこに “心”がある以上、これを理不尽と言わずに何というのか。だが同時に、 国家を……民衆を護らねばならぬ者からすれば、ロキは正に害悪である。 「それが、日本って言う国の考え……でいいのかな?前田さん……?」 「構わないよ。ついでに、日本と繋がる主要な国家の考えでもあるね」 「……驚いた。既に世界規模で指名手配されているのか、ロキは……」 「当然であろう、マスター……晶殿。彼女は、“ラグナロク”の残党」 「僕らもつい先日、逮捕したエージェントの自白で知ったんだけどね」 「捕まったんですか、運び屋さん!?……まさか、彼女を棄てたから」 前田は軽く溜息をついてから、肯いた。あの爆破はやはり“事件”として 警察とは別の治安組織が追っていたのだ。ロキを追う過程で、彼女を運び 秋葉原で棄てていった運び屋の存在が、露呈したのだろう。些か現実味に 欠ける話ではあるが、それでも認識せねばならない……事の重大さをな。 「僕らには、上の命令に従ってロキを無力化するという責務があるんだ」 「その為に……無闇に関わろうとする部外者は少ない方が良い、となる」 「だったら、なんですの?わたし達を傷つけて、国の為に封じますの?」 だが、それよりも早く……身を弁えるという理性的な選択より早く、私の 胸元から“感情”に満ちた声が響く。それこそ、黙って前田達の言い分を 聞いていたロッテの声だった。それは、怒りと哀しみに満ちた音である。 「ロッテ君、だったかな。君達を捕まえたり、傷つけるつもりはないよ」 「ただ……そなたらの介入でロキを逃がす事になっては困る、とな……」 「だったら、わたし達が自己責任でロキちゃんを止めればいいですの!」 啖呵を切るロッテに、前田が目を見開く。この反応は、予想外らしいな。 それは、全てを敵に回してでも助けたいという“信念”故の叫びだった。 アラクネーが睨め付ける様に、アルマと梓……更に私を見据える。それは 幾多の死地を潜ってきた主に引けを取らぬ、一種独特の凛とした気配だ。 「万一そなたらや主に危険が及んでも、何の救済も受けられぬのだぞ?」 「……保険を申請しても、事実は隠蔽されるから保証されないんですね」 「そう言う事、だね。秘密裏に全てを終わらせたい。それが上の考えさ」 「話を聞いてて気になったけど、“破壊”は義務じゃないのかな……?」 「執るべき手段の一つであって、確定事項ではない。無力化こそが重要」 しかし己を譲らないロッテに気圧されたのか、アルマと梓も食い下がる。 ここで自分だけ荷を擲つ事は、“姉妹”として考えも及ばぬのだろうな。 二人の事実確認を受けて、ロッテは続けた。それは、私の考えでもある! 「なら……ロキちゃんが破壊を止めて普通の神姫になれば大丈夫ですの」 「普通の、神姫に?……確かに、神姫の因子を持つ相手だが……無謀だ」 「無茶でも無謀でも、そうなれば国家として敵視する道理はあるまい!」 「ま、そうだけどね。僕としても命令は果たせる。でも、いいんだね?」 それは国家の代行者として『失敗した時は私達を見捨てる』という言外の 意味を含んだ、最終確認だった。本当に、私達は後に退けぬ事へ関わって しまったのだ……しかし、それを悔いるのは全てが終わってからでいい! 「いいですの!わたしは……ロキちゃんを必ず救うと決めましたの!」 「はぁ……参ったね。ここで退いてくれた方が、堅実だったんだけど」 「主よ、最早言っても聞いてはくれますまい。やらせてみては如何か」 がっかりした、という様なアクションをしつつ前田は肯き、立ち上がる。 最早、大っぴらに助けを借りる事は出来ない。私達の力で、なんとしても ロキを“日常”へ引き戻してやらねばならぬ。僅かの失敗も、赦されん! 「小さなレディ達、出来れば……僕らに手間を掛けさせないでくれよ?」 「無論そうする。何処の所属かは聞かぬが、本拠で報せを待っていろ!」 「そなたらは不器用すぎる。だが、そういう生き方も嫌いではない……」 「……恐れ入るんだよ、アラクネーさん。でも、必ず成し遂げるからね」 「あたし達には、それしか出来ませんから……きっと、助けてみせます」 「“武装神姫”の意地にかけて、絶対にやってみせますの……絶対ッ!」 ──────想いの力は余りに強く、皆を震わせるんだよ。 次に進む/メインメニューへ戻る
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姫 (ヒメ) (ID 6gKXHiCMaF) 概要 カノッサ機関にとって重要な「姫」と「王子」の片割れ、「外れし破壊者」の天敵らしい。転生をしているらしく、「今回」の人生では「記憶」に記憶喪失にされるわ、お城に軟禁されるわで意外と不憫な人。現在は「伊吹冥」一派のもとに滞在しているが、最終的には「吉岡邪気」の敵をすべて排除するつもりだった。現在は、邪気に「前」の時のような優しい兄に戻ってもらうため、「伊吹冥」一派に完全に鞍替えしたようだ。移動要塞『金鶏』にこもるうちに十天使と影宮姉妹の襲撃を受ける、その時に何者か(本人の別人格と思われる)によって体を乗っ取られた、元の人格が現在どうなっているのかは不明。体を乗っ取った裏人格はシエラを金鶏内に案内するなどいろいろと画策している模様。 吉岡邪気との関係 カノッサ機関設立当初に吉岡邪気が拾ってきた姉弟の姉、弟は現在の王子である。吉岡邪気とは義理の兄妹の関係である。 性格 基本的には世間知らずのお姫様、といった性格だが、「蜘蛛」を「海老(ブラックタイガー)」呼ばわりしたり、「爆ぜ散じればよかったのに」と暗に爆死しろと告げるあたり以外に黒い性格をしているようだ。 ちなみに、本人は可愛いものに目がなく、「伊吹」一派に滞在することを決めたのも「蜘蛛」の連れていた双子と遊びたいからである。 外見 その名の通りお姫様のような外見年齢は15・6歳で金髪のウェーブのロングヘアーの少女、ちなみに、眼は碧眼である。 能力 現在判明しているのは世界各地で地震を引き起こした天変地異を起こす能力「驚天動地」と、「蜘蛛」を取り押さえた「天網恢恢疎にして漏らさず」、外れし破壊者を激昂させた「深層心理の異形」、転位術「疾風迅雷」。また、「姫」として鍵を預けられてから何度となく転生したためか「死神」が見え、会話までできる。「閻魔」とも知り合いらしい。「実体」を操る能力者で、実体のあるもの、物理的な存在を支配することのできる能力者。「アルテミス」という魔兵装を持っている、破壊者との戦闘で使用しかけたが、キ=クッチの横槍で不発に終わった。
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叡智、輝いて──あるいは梓の日常 Σはつまり……あっ、気付かなくてごめんなさいなんだよ。ボクは、 犬型神姫のクララ……と言っても、この姿じゃ全然説得力無いかな? 今ボクは人型神姫インターフェイス・HVIFを装着して、学習塾の “一応塾”って所に、女子高校生・槇野梓として通っているんだよ。 「講義をおわーるッ!はい君達、次の時間まで自習しなさーい!」 「……ん。相変わらず、金鉢先生のは歯応えがある授業なんだよ」 「ん~……ねえ、もう出ていいでしょ?はぁい皆、そして梓さん」 「そっちも結構お疲れみたいだね、ジュピジーの“綺羅”さん?」 「あら分かる?神姫だって、ずっと同じ姿勢は大変なのよね……」 隣の友達が持つバッグから這い出してきたのは、種型神姫の綺羅さん。 この塾では、神姫等の“ホビー”を持ち込んでも講義中に使わなければ お咎めはないんだよ……流石に、ボク自身が神姫の姿で塾生になるのは 一蹴されちゃったけど。でもそれはある意味、仕方がない事だもんね。 「にしても、やっぱ人間の学問って面白いわよねー聞いてるだけでも」 「……そう?神姫でそれを活かせる機会は、あまり多くないんだよ?」 「そうよ!メカメカしい種のアタシでも、色々と知る悦びはあるの!」 「その変換は危険なんだよ……ともかく、物事を知る事自体が好き?」 「そうねー……うん、そう!自分のまだ見えない世界が分かるのよ!」 敢えて意地悪な振りをしてみたけど、彼女の本音を引き出す為だもん。 そしてこれは、少なくない姉妹達──神姫が持っている願望なんだよ? 勿論“人間の世界なんか関係ない”って言うスタンスの娘も多いけど、 ボクが実家……MMSショップ“ALChemist”と、この“一応塾”で触れた 神姫の中では、凡そ6:4の割合で積極派が多かった計算になるもん。 「秋葉原は、知り合いにも結構逢えるし。黙ってるのは辛いけど!」 「知り合い?……神姫センターにも近いもんね。バトルはするの?」 「アタシは防御力がどーだとか言うけど、あんまり興味ないかなー」 「……マスターの倭さんも、あんまりバトル派じゃないみたいだね」 そのマスター・倭未来さんは、一生懸命英単語学習ゲームで学習中だよ。 流石に塾内では構ってあげられないみたいだけど、綺羅さんは綺羅さんで “勉強”を楽しんでるし、このコンビに取り立てて問題はない……かな? そして、バトル重視ではなくファッション重視みたいなのはその服装から 分かるよ。汎用肌色素体に換装して“TODA-Design”の服を着てるしね? 「あ。ねーねー梓さん!アンタん家、MMSショップなのよねッ?!」 「……そうだよ、よく調べたね綺羅さん?お姉ちゃんが経営してるよ」 「だって、“TODA-Design”にも並ぶ可愛い服作ってるって評判よ!」 「それ聞いたら、お姉ちゃんは『む、それは照れる』って喜ぶね……」 「自分の家なのに知らないのー?三月から、ちょっと話題なんだから」 時々ネットは見るけど、ボクらは余り評判のリサーチをしないんだよ。 そもそも経営してる晶お姉ちゃんが、世間の目を気にしない人だもん。 だから、それだけ密かな評判があるというのは……ちょっと驚きかな? ……お姉ちゃんに帰って報告したら、照れ笑いを浮かべて喜ぶかもね。 「前の鳳凰杯だっけー?あそこで限定版売ってたそうじゃない、いーなー」 「……売れ残りが一セット位はあるから、今度持ってくる?綺羅さん用に」 「えっ、いいの!?ありがと梓さん!アタシのケチなマスタ……痛ッ!?」 「こら!人に集るんじゃありません綺羅ッ!梓さんも甘やかしちゃダメよ」 「え゛~!?いいじゃないせっかくくれるって言うんだし。ね、梓さん!」 知らず知らずヒートアップする綺羅さんを止めるのは、常にマスターの 倭さん。今もやっと英単語ゲームから目を離して、綺羅さんを小突く。 結構騒がしくてケンカばかりだけど、ボクには仲良しに見えるんだよ。 決して“マイスター(職人)”の側だけでは知覚しきれなかった、神姫と 人の関係。それを知る“勉強”に、このHVIFは有用なツールかな。 「構わないんだよ。“フィオラ”を着てもらえば宣伝にもなるから」 「……本当商売人ね、貴女達姉妹は。お姉さんが職人さんだから?」 「かな。晶お姉ちゃんの側にいると、色々とボクらも学べるんだよ」 「気苦労だけじゃないといいんだけど……本当、真面目ね梓さんは」 「物を学ぶって態度は、常に真摯な物だって思うからね……人生も」 「いっつも堅いねー梓さん。でも何故か面白いのよね、変なの……」 『貴女仙人?』ってツッコミを受けるけど、真理の一面だとは思うもん。 特に、ボクら神姫が人間の……具体的に言えば別の文化を学び取る上で、 真面目な志を欠かしてはいけない……と一体の神姫なりに考えるんだよ。 だってボクらを産み出した存在であり、ボクらの側にあるのが人だもん。 パートナーか主か或いは別の仲か、それぞれの神姫で異なるけどね……? 「兎に角、高いのをただでもらう訳に行かないし。今度何処か行く?」 「……ファーストキッチンのガーリックバターポテト、プラスαだよ」 「はぁ。貴女へのお願いってなんでもそれで片づくんだから……ねぇ」 「……貴女もっと欲張らないでいいの?って言いたいのかな、倭さん」 「神姫じゃ参考にならないけど、なんかそういうのは淡白かなアタシ」 機先を制されて黙る倭さんと、的確な感想を言う綺羅さん。これも二人の 一面なんだよ。そう。本当は神姫であるボクも、物質関係の欲望は希薄。 服飾や武装をもらって喜ぶ神姫は多いけど、人間程欲深くはないんだよ? むしろ神姫は、何もないが故……周りと触れ合い“心”を満たしたがる。 そっち方面で言えば、物質社会が発展した人間よりもずっと欲深いかな? 「そんな人間もいたっていいかもね。もちろん神姫だっていていいもん」 「だねー、その方が面白いし。でさ、取引成立したんならいいでしょ!」 「しょーがないわね綺羅は……じゃあ、今度お願いね梓さん?ってヤバ」 「ほら席に着けぇ!そろそろ講義を始めるぞ、全員フィルムを出すッ!」 渋々倭さんの鞄に戻る神姫の綺羅さん。また後でねー、と手を振る彼女に ボクも軽く手を振って、筆記用のフィルムスクリーンを取り出すんだよ。 「……ねぇ、そんな淡白で将来何になりたいとかあるの?梓さんって」 「敢えて言えば、大事な人の支えに……かな。お金は別にいいんだよ」 「それなのに塾ねぇ……つくづく変わり者なのね、っと続きは後でね」 「そこ私語禁止ッ!いいか、学問は力こそパゥワァーで──────」 ──────学びたくて学び、尽くしたくて尽くす。普通の欲望だよね? メインメニューへ戻る